bunbunの記

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8月2日(日)

5分以内に眠りに落ちるのは睡眠ではなく気絶、というのをネットか何かで見たことがある。

 

その真偽のほどは知らないが、どちらかというと寝付きの悪い方だったのにこの数年は布団に入るとすぐに眠る。

 

それは農業を始めてからの肉体疲労もあるのだろうけど、多くは年齢から来るものだと思っている。(すぐ眠る代わりに夜中に目が覚めたりもする)

 

昨夜はずいぶんと久しぶりに寝付きが悪く、床についたのが11時頃で寝たのがその30分後ぐらいだったのではないかと思うのだが、それなのに今朝は5時過ぎに目が覚めた。

 

ほとんど同時に目が覚めた様子の女房が隣で、「行ってこよ」「いや、早くからばたばたするのはやめた」などと独り言を言っている。

 

5時30分頃に布団から起き出して、今日の出荷分の枝豆を持ち帰り、前の日に揃えておいたサヤインゲンの袋詰めをしてから犬の散歩をしたのだが、出かけようとしている頃に、毎朝、届けもの(配達ともいう)をしてくれるおじさんが、枝豆の株の山を見て言った。

 

「枝豆の出荷しんさるんか(出荷をするのか)」

 

「これだけでもすごい時間かかるんです」

 

「まあ、小遣い稼ぎぐらいにゃあなるけえね」

 

小遣い稼ぎ・・・(残念ながら異論はございません)

 

女房の方は、その間に朝食の準備を済ませ、そして、ひとつの蜂場から数キロ離れたもうひとつの蜂場へとミツバチの巣箱をひとつほど移動するために軽トラックで出かけて行く。

 

移動するときには、巣箱の出入り口を閉じるのだが、それをするには早朝か夕方以降の、ミツバチたちが巣箱の中に戻っているときにしなければならない。

 

朝食後から、帰宅した女房と枝豆の出荷作業。

 

 正午には農協に出荷。

 

作業日程の具合から(枝豆収穫の適期、女房の手伝いの有無、集荷の休みの日)、今日は普段より多めに収穫して作業したし、女房は巣箱の移動でいない時間があるし、さらにはサヤインゲンの袋詰めもあったので、出荷時間に間に合ってほっとする。

 

午後は長めの休息の後に、女房は蜂の仕事、自分はサヤインゲンの収穫。

 

うれしい悲鳴というべきなのだろうか、サヤインゲンがまだたくさん穫れる。

 

たとえ小遣い程度であろうとも、このサヤインゲンが自分の労働を金銭に換えてくれるのだ、と思いながら作業をする。

 

圃場の草刈りもやりたいのだけど(合間に少しはやった)、サヤインゲンの仕事で今日もまた1日が終わる。