午前は、女房と白ネギの調整作業。
午後は、1人で午前中の続きを済ませて次に出荷するための白ネギを収穫する。
収穫をした後、圃場に立っているのは1列の白ネギのみ。
これを終えると今年の農業も終わる。
それは、この1年間のゴールなのだけど、農業を始めてからのこの5年間の到着点でもある。
「やっとるうちにだんだん知恵がつくけえね」(やっているうちに次第に知恵がついてくるからね)
1列だけ圃場に残った白ネギを眺めながら、自分と同じ年に退職して同じように農業を始めた地元の先輩が近所のおばさんに言われたという言葉を思い出し、それに応える自分がいた。
「あれから、いろいろとものすごーーーーーーく大変だったけど、おかげでいくらか知恵もついてここまで来ることができました」