bunbunの記

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1月12日(火)

 

また役場で働いている夢を見た。

 

辞めたはずなのに何故だか働いているという夢はこの1年間で10回近くは見ている。

 

今朝もさらに5cmほどの積雪。

 

午前中はひどくはないがずっと雪が降る。

 

昨夜は久しぶりに降雪のない犬の散歩だったけど、今朝はまた吹き付ける雪を着ているカッパから唯一出る顔に受けながら歩く。

 

午後は、諸々の提出物を持って役場と農協へ。

 

合間合間には桐野夏生の「ハピネス」を読み、そして読み終わる。

 

よい小説だった。

 

等身大の物語。

 

今日は役場へ行きたくなかった。

 

あと1ヶ月もすれば辞めるのだから気にせずに休暇をとればよいのだけど、やらなければならないことがあるのでちょっとだけ行くことにする。

 

出勤したら働いている部署だけが鉄筋コンクリートの建物から木造の部屋に変わっていた。

 

それは、40年近く昔、最初に配属された窓口業務の部署と机の配置まで何もかもが同じだった。

 

用事を済ませてそそくさと帰ろうとしたのだけど、窓口業務の部署にいる後輩と目が合ったので、知らぬ顔もできず、後輩がいるカウンターへ向かう。

 

近づいてみると、後輩が立っている近くの席には去年の春に夫を急な病で失った先輩がいたので、その先輩とも話をする。

 

後輩の方も去年の同じ頃に、こちらは母親が急な病気で亡くなっている。

 

懐かしい木造の部屋を出てケーブルカーのようなものに乗る。

 

その乗り物は上りながら進んで行き、やがて海岸に着く。

 

海岸からは青い海といくつかの島が見えた。