4月5日(月) 晴れ
廃棄する農業用ビニール類を農協に運ぶ。
肥料袋、マルチ、古くなって取り外したビニールハウスのビニール・・・
農業のゴミは産業廃棄物になるので、大きな専用の袋に入れて指定された期日に農協に出している。(袋は手数料も入って1枚500円)
農協には知り合いの人がたまたま来ていて、職員に「蜂」と言うその人の声が聞こえた。
「農協を通して借りとるんですか?」
「いや買うんよ。貸してくれんけえ、大変なんで」
「今年は無理だけど、来年ぐらいはしゃあない(大丈夫)かもしれんけえ、そんときには連絡します」
「よろしく頼みますよ」
その人が栽培をしているある果物の交配(受粉)のために、これまでずっと借りてもらっていた数箱の蜂を、去年と今年は蜂の状態が悪くて貸し出せなかった。
だから、やむを得ず農協を通して、ミツバチと同じような働きをするマルハナバチの箱を買っているのだと、その人は言う。
帰宅して、ネットで交配におけるミツバチとマルハナバチの働き具合の違いや、それぞれの買い取りとリースの価格などを調べた。
そんなときに、電話が掛かった。
「蜂蜜を買いたいのだけど、送ってもらうことはできますか」
「手渡しだけで、発送はしていないんです。どちらからですか」
「広島です。○○さんからもらった蜂蜜がお宅の物だったので」(蜂蜜の瓶に電話番号あり)
「そうですか、○○さんですか。もし、こちらに来られることがあったら、お渡しすることもできますよ」
・・・
さて、今年も蜂が始まる。