8月19日(木)のクラブB&J (参加者、大学1年:1人、+α)
30分経つのでそろそろ帰るかと思っているところに現れる。
「誘われたけど、先週は来れなくて」
そう言うのは、小学校低学年からのクラブの常連で、今春から大学生になったOくん。
「いつ帰ったん?」
「2週間ぐらい前です」
そのOくんが来たのが6時30分頃。
「ほかに誰か来るって言ってた?」
「H(先週来た子)は花火をするから行かれんって。ほかは今から電話してみるけど」
ボールを持った男の子が車から降りてやって来たのが7時頃。
「やりに来たん?どうぞどうぞ。だけど、これ(このクラブ)なんで知ったん?」
「中学生がラインでバスケやるって言うけえ・・・」
その子を降ろした車はもういない。
「それ、ここじゃないよね。でもいいよ、上がって練習やりんさいや。家の人、何時に迎えに来るん?」
「9時ごろ」
「8時にはクラブ終わるから電話したげるよ。何年生なん?」
「3年」
「これ(コロナ対策のための用紙)に名前と電話番号書いといてね」
「電話番号わからんし」
「知らんの?・・・もしかして児童クラブ(放課後学童保育)に行っとる?」
(うなずく)
「児童クラブに○○○○っているだろう。あれ、うちの奥さんなんで」
(ちょっと、にこりとして、うなずく)
それから、女房に電話して電話番号を調べてもらい、すぐに連絡しないのも変だなとその子の家に電話をしようと思っているところに、父親らしき人がやって来てバスケットボールのリングに向かってシュートを始めたばかりの男の子に声を掛ける。
「おい、ここじゃないって」
続いてこちらに。
「すみません。場所が書いてなかったんで間違えちゃって」
「どこだったんです?」
「中学校の体育館でした」
「毎週木曜日に誰でも参加できるクラブやってるんで、もしよかったらいつでもどうぞ」
「そんなのが、あるんですね」
親子が本来の目的地へと向かってから、それまでの様子を見ていたOくんに言う。
「なんか、おもしろかったね。まあ、この13年間ずっとあんな調子で(偶然に任せて)クラブやってたようなもんだけどね」
それからさらに1時間、Oくんと2人で(別々に)バスケの練習。
(Oくんが体育館から電話した同級生たちは都合がつかなかった模様)
「おもしろいんだよね。2人いれば別々なことをしていてもこんなにできるんだよね。1人じゃこうはいかないよね。このクラブを始めた頃(13年前)に、中学生の子と2人で別々に3時間やったこともあるんだよ」
最後のモップ掛けだけは2人一緒にやって、そんな昔話をしました。
(いや違う。モップ掛けの前にそんな話しをしたのであって、モップ掛けは一緒に並んで、ではなくて、これもまあ別々でした)