「土バス、行く?」
「土バス、行こうぜ」
土曜のバスケなので、そう呼ばれていた。
特に子供たちの間で。
23年ほど前、都会から帰郷したばかりのヒノハラくんが、当時7歳の長男と体育館でバスケをしたのが始まりだったと聞いている。
やがて、他の子供たちがそこに加わるようになって、ミニバス教室が始まる。
最初の数年は、ヒノハラくんが小学生にバスケの基礎を教える場だった。
中学生たちが加わって、後半の時間にバスケの試合をするようになったのは15年ほど前のこと。
それから次第に高校生や大人も加わり、今では小学生から大人までがバスケの試合をする場になっている。
・・・
10月7日(木)
クラブB&J・・・高1:2人、高3:1人
10月10日(日)
土バス・・・小学生から大人まで、20人ぐらい。
8分を2ゲームやって帰宅。(犬の散歩が待っているのでここ数年はいつも早退)
10月14日(木)
クラブB&J・・・0人
30分ほど1人で練習をする。
10月17日(日)
土バス・・・小学生から大人まで、20人ぐらい。
8分を2ゲームやって帰宅。
10月21日(木)
クラブB&J・・・0人
30分ほど1人で練習をする。
10月24日(日)
土バス・・・小学生から大人まで、20人ぐらい。
昨春に高校を卒業した懐かしい顔を見る。
「久しぶり。今、どこにおるん?」
「他県で就職してます」
「そうなんか」
「土バス、久しぶりなんでちょっと恥ずかしいです。まだやってたんですね」
「最近は、日曜にあることが多いけどね」
「B&Jもやってるんですか?」
「やってるけどね。だけど(斯く斯く然々)」
8分を2ゲームやって帰宅。
10月28日(木)
クラブB&J・・・0人
30分ほど1人で練習をする。
10月31日(日)
土バス・・・小学生から大人まで、20人ぐらい。
8分を2ゲームやって帰宅。
・・・
「土バス」に通い始めて18年が過ぎている。
最初は、小5の長男と一緒だった。
クラブB&Jを始めたのはその4年後のこと。
土バスとクラブB&Jは、自分にとってずっと車の両輪のようなものだった。
(続く)どこかに