6月30日(木) 前回の続き
2020年の暮れを最後に、数回の例外を除いてクラブB&Jには誰も来ていない。それでも状況の変化を期待して体育館を開けることを続けていたら、いつの間にか1年半が過ぎてしまった。
いい加減に幕を下ろさなければならない。
電灯をつけていない(自分1人だからつけない)広い体育館のなかで、かって参加していた子供たちの姿を思い浮かべる。
この9月には終わりにしようと考えていたのだけど、痛みで練習ができないのでは1人でここにいる気にはなれない。
すぐに帰ってしまおうかと思った。だけど左手でシュートなどしてみたら、あまりのできなさが逆に新鮮で、約束の30分(この数年、30分経って誰も来なかったら休み、と参加者に言っている)が来るまで利き腕でない左手で練習をした。
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(続く)