5月1日(木)
今春、地元高校を卒業したTくんが1人で体育館にやって来る。
5日まで帰省とのこと。
3日に臨時のクラブをやるから、よかったらどうぞ、と話す。
5月3日(土)
まずはYくんとSくんがやって来て、2人でネットを張り、2人で練習を始める。
やがて、バスケ部などそれぞれの部活動を終えた者たちがずれずれに現れて、バレーボールの試合へと続いて行く。
あの3年間は、基本的に毎回そんな流れだったと思う。
県外で働いているそのYくんから電話があったのは数ヶ月前のこと。
5月の連休にみんなを集めてクラブをやりたいと言う。
そして実現した臨時のクラブ。
今回の発起人として、実家から1時間掛けて、早い時間に来てネットの準備をしているYくんと話をする。
「ところで、Yくん、部活やってたの」
「やってましたよ」
「よくあの時間に来れたね」
「さぼってました」
「Sくんも同じ時間に来てたけど」
「あいつもです」
予定時間の午後6時、あの頃のようにずれずれに・・・
地元高校卒業後7年目8人
地元高校卒業後6年目1人
地元高校卒業後7年目の県外出身のSくんの、友人と後輩の2人
計11人
昔のようにバレーボールの試合が続く。
(自分は、隙間で1人、昔のようにバスケの練習)
さすがに最後まで付き合うことはできず、翌日にYくんに電話すると
「10時過ぎまでやってました。その後、みんなで隣町のコンビニまで行って夕食買いました」
と言った。
・・・
参加予定者がみな体育館にそろった頃に、1日のクラブで誘ったTくんと、同じく帰省中のその同級生の5人ばかりがやって来た。
「バスケやる気で来たんですけど・・・」
「ごめんね、全面使うとは思わなかったんで・・・、よかったら見学だけでも」
「いえ、ありがとうございます。また来ます」
昔のように体育館の半面を使ってのバレーボールであって、残りの半分は空いているだろうとTくんを誘ったのだけど、今回は全面1コートで思い切りやりたいということで、他に入り込む余地はなし。
Tくんたちには申し訳なかったけど、先輩である元高校生が集まっているクラブの様子を目にしてもらったことだけでも、何らかの価値があったのではと考えたりもする。