終わりました
PTA総会が終わり、無事次期会長にバトンを渡してきました。
会長退任のあいさつで、この1年間に会長職を勤めさせていただいたことは、あることに取り組んでいる私にとってタイムリーなことであり、とても有難くうれしいことでした、と話しました。
会長職という立場により、何人もの先生方ともお近づきになりましたし、私が取り組んでいることの宣伝も結構させていただきました。
総会後に校長室でお茶をいただきながら、校長先生に言いました。
「この1年間、いろいろとずいぶん言ってきましたけれど、あいつは口だけだと言われないようにクラブの結果をだします。あのクラブはすごいといううわさが伝わってきたら、そのときはよろしくお願いします」
心細く頼りない気持ちで出かけた総会会場の体育館でしたが、集まっている保護者を見たらなんだか安心しました。
準備せずに望んだ総会最初の会長あいさつも、上手なことは言えませんが、落ち着いて話すことができました。
前向きに会長職ができたのも、あいさつなどで構えないでいられるのも、『学び合い』に出会うことなくしては、なかったことだと思います。
そういう意味でも「恐るべし『学び合い』」だと思うのですけれど・・・
きっかけ
クラブを始めてからのこの1年間は、保育園児から中学生までと参加者の年齢差が大きく、固定したメンバーは2/3ぐらいで、あとはいつも新しい子が1人はいるし、数回来ていた子どもたちが部活の関係で来なくなったり、小学生が多かったのが1ヶ月ほど前から中学生と小学生の割合が半々になるなど、出入りの激しい、安定しない状態をずっと過ごしてきました。
それは自ら望んでいたことであり、そういう状態であってもどんどん伸びていくクラブを思い描いていました。
そして、その反面でずっと「目標」や「評価」について戸惑っていました。
独立する前にいたバスケットクラブでは、年齢差も2歳程度で、内容もバスケットボールと限定されていて『学び合い』がやりやすかったけど、今のこの状態ではいったいどうすれば良いんだというのが正直なところでした。
「場の提供をしているのではない」と先日のクラブでは言いましたが、結局自分がやっていたのは「場の提供」に過ぎなかったのだと思います。
しかし、これからやっと『学び合い』が始められると思っています。
それを行うために、みんなの力を借りるのだと思っています。
これからは、みんなの力を借りるために語っていけると思っています。