朝起きると49歳になっていた。
そして、今日は女房が娘を一人残して帰ってくる日だと思って、少し胸が締め付けられた。
自転車で職場へ行く。
桜の花に誘われながら、いつもとは違う道を行く。
鳥居をくぐると桜並木が、そしてその先には杉の巨木が両側に並ぶ参道が続く。
今から19年前にこの参道を歩いて、女房、媒酌人、親族たちとお宮での結婚式に向かった。
そのときから今日までのことが続いている。
昼前に帰宅して昼寝。
昨日の農作業で冷えたためか、その後の飲みすぎのためなのか体調が悪い。
午後3時から薄暗くなる頃まで、30本のホダ木に椎茸の植菌をして、裏山のヒノキ林に運ぶ。
午後8時、高速バスのバス停まで女房を迎えに行く。