今日の午後、職場にて、ある文書を町役場へ送るために逓送便の封筒を取り出すと、いつもの封筒とは様子が違うことに気がつきました。
（逓送便というのは、数年前の市町村合併により広域化した自治体内に設置された本庁と支所間などを結ぶ自治体独自の文書の往来手段のことであり、使用済みの封筒に発送元と発送先を１０件ばかり書き込める欄を設けた紙を貼って文書のやり取りを行っているものです）
逓送便の封筒の、そこに貼られた様式がいつものものとは少し違うことに気がついてよく見てみれば、最初にこの封筒を作成して発送したのは、隣の市の美術館でした。
そして、その美術館から始まって私の職場の病院までたどり着いた、この封筒の道のりは、封筒の表に記入されたところによると次のとおりでした。
Ｈ市世界こども美術館 ⇒ Ｈ市Ｈ公民館 ⇒ Ｈ市立Ｈ小学校 ⇒ Ｈ市学校教育課 ⇒ Ｈ市立Ｉ小学校 ⇒ Ｈ市Ｋ支所 ⇒ Ｈ市Ｙ支所 ⇒ Ｈ市農業委員会 ⇒ 島根県農業経営課 ⇒ 島根県秘書課 ⇒ 島根県都市計画課 ⇒ 島根県町村会 ⇒ Ｏ町公立Ｏ病院
普段は、市とか町とかのひとつの自治体内で行き来するこの逓送便なのですが、この封筒はその自治体を跳び出して（県庁所在地の松江市を経由して）隣の町にある私の職場にやって来たのでした。
