姉妹が来る。
姉は、私のミニバスクラブの時代に、初めて『学び合い』で相手をした子。
当時小3だった彼女も今は小6。
「Mちゃんは来ないって」と姉が言う。
Mちゃんも彼女の同級生の『学び合い』初年度の子で、独立してからの私のクラブの常連だったけどこの3回ばかりは欠席している。
「Yちゃんも陸上クラブに行くから来ないって」と同じく姉が言う。
同じく常連のYちゃんは彼女らの1学年下の子で、私の『学び合い』初年度のときは小2だった。
「Tちゃんも来ないって」と続いて妹が、昨夏から来ていてここ数回欠席している同級生のTちゃんのことを言う。
それからKが来る。
「なんだ(参加者が)少ないじゃん」
Kも『学び合い』初年度のメンバーで当時は小2。
このクラブにはまれに参加していたけど、ここ数回は毎回来ている。
そして3人だけのクラブが始まる。
3人ともに私がかって所属していたバスケクラブに今も参加している。
「こうなったら(こうやって参加者が減っていくのなら)いっそのこと、バスケが上手になるクラブにしようか」と、私は言う。
やがて陸上クラブに参加するため欠席するはずのYがやって来る。
「(陸上クラブを?)棄権した」とYは言う。
それから、勝手に来て勝手に帰ったりもするSが来る。
さらに、小学生と保育園児の兄妹がやって来る。
・・・・
こうやって、ようやくに、バスケットが上手になることを(当面は)目指すクラブとなることができました。
目標はなんでもいいのです。
なんでもいいのなら、バスケットでもいいのです。
迎えに来たお母さんたちにも宣言しました。
「全員がものすごくバスケが上手になるクラブを目指します」
そうしたら「目標は、はっきりしていた方がいい」と喜んでもらいました。