『ワークショップがめざすべきことは、”しがらみ”を解くことである。とくに、学校教育の枠組みの中で、「学ぶ前に教えられること」、「教師が教示することをそのまま鵜呑みにして覚えてしまうこと」、「テストで個人の”能力”が評価されること」などを、当たり前のこととして受け入れ、むしろそれらに「合わせて」学ぶというクセを、長年、身につけてしまったことから解放されることである。ワークショップでは、人々のこのような「学校化された学び」から解放し・・・』(青山学院大学教授 佐伯・・・名前が変換できない。つきへんにつくりがはんぶんのはんです)
ここに引用した文章は、今日ボクの奥さんと行った、『出雲の春音楽祭2010 出雲オペラ 椿姫 -全幕- 』で配られた、近隣市町村で行われる催し物のチラシのひとつに書かれていた文章です。
夫婦ともども始めてのオペラでした。
(私はテレビでは二つばかり観たことがありますが)
オペラは総合芸術って聞いてはいましたが、まさにそのとおりでした。
プロとアマによるオペラでした。
(音楽監督兼ジェルモン役の福島明也さんや演出の岩田達宗さんとかは有名な人だそうです)
とてもとても本格的なものでした。
ガストン役は娘が高3のとき、そして、合唱指揮(指導?)は娘が高1~2のときに所属していた吹奏楽部の顧問でした。
出雲市に到着して、酒屋で二人へのお祝いのお酒を買っていたら、公演開始に間に合わなくなりそうで、大変に慌てました。
『・・・知識を頭にため込むのではなく、他者とともにつくりあげる「おもしろいこと」のために、自分自身の内側からわき起こってくる「知りたい」、「学びたい」、「つくりたい」という根源的な能動性を回復し、「ほんとうの学び」の「おもしろさ」に目覚める。(後略)』