bunbunの記

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備忘録として

 

8月13日(金)

 

初めてお世話係をする私は、午後2時から休暇をとって、昼寝して、さて、まずは、注文しておいた鶏肉の串200本をもらいに行って、ビールを樽で冷やすための氷を買って・・・。

 

午後5時に集会所にみんなが集まって準備開始。

 

午後6時30分から、集落にあるお寺さんによる先祖供養を行ったけど、お焼香で集まったお賽銭(?)を入れてお寺さんに渡すための封筒を用意してなくて、ちょっとばたばた。

 

それから、集会所の庭に移動してバーベキューを始めようとしたけど、だれも肉を焼き始めていなくて、なんとなくばたばた。

 

それでも、宴会は和やかに進行していく。

 

終わりの挨拶を誰かにと思っていたが、ちょうど良いころに雨が降りそうになったので、「雨が降りそうなので、片付けに入りましょう」と私が言ったのがこの会の占めの言葉。

 

だけど結局雨は降らず、女性の方々が集会所のなかで洗い物をしている間、外での片づけを終えた、おじさん、おにいさん、そして子どもたちがなんだか知らないけど(私は役目柄ばたばたしてましたから)これまた楽しげに和気藹々として洗い物が終わるのを待っている。

 

お盆なので、帰省したおじさん、おばさん、おにいさん、おねえさん、そして子どもたちもいるこの毎年の行事。まずはよき会でありました)

 

今夜のお役目ご免の私はとなりの集落へ。

 

もしかしてまだやっているかもと思いながら駆けつけたその集落の大人と高校生とによるバンド演奏は終わっていて、集会所の室内ではカラオケ大会の真っ最中。

 

そして、その集会所に併設された作業場では、帰省した大学生3人がエレキギター、ベースギター、ドラムとで演奏をしている。

 

観客は私と、時々その他数人。

 

これがなかなか上手であった。

 

次なにやろうかなどと言いながら、どんどん演奏をしていく。

 

その演奏を聴きながら思う。

 

彼らはこれを学校で習得したのではない。自分たちで身につけたのだ、と。

 

(参りました)

 

8月14日(土)

”第7回学生でつくるO町活性プロジェクト会議が開催されました。

 

O町に興味がある大学生、O町へインターン生として訪れたことのある大学生たちがO町の活性化のために自主運営プロジェクトチームを平成18年に立ち上げました。メンバーは20名います。遠方は関東、東海、関西と幅広く参加してくれています。そのメンバーが今回O町に集まりこの夏に学生で企画するイベントについて話し合いました。”(ある方の数ヶ月前のブログより)

午前8時にイベント会場の準備に行くと、やけに若い人の姿が目に付く。

 

我々のところには3人の若者が、自治会ごとに割り当てられた作業を手伝うためにやって来る。

 

女性2人は大阪大学同志社大学、男性1人は本県県立大学の学生。

 

(O町活性プロジェクトのことはほとんど知らなかった)

 

「どこの学生なの?どこの出身なの?どうしてそのプロジェクトのことを知ったの?」と、おじさんの私はさっそく質問する。

 

(それから2時間の作業を終えて帰宅して、山車に飾るための檜の枝を裏山で何本か切り落として自治会館に運び、昼食後は4時まで昼寝して4時30分から自治会館へ行き、出発までの30分間で檜の枝を山車に取り付ける。あー、大変)

 

自治会館にはこの自治会に割り振られた今朝の3人の学生と、その取材に来た県の外郭団体である定住化財団の職員(これも若者で、山車の道行きの道中でいろいろお話した)も来ている。

 

お神酒を頂き、みんなで山車を引っ張って会場に向かう。

 

山車はこの地域にある5つの自治会が毎年それぞれ工夫を凝らして作製するもので、そのうちのひとつに大賞が与えられる。

 

そしてわが自治会がその大賞を受ける。

 

第30回目ぐらいになるこのイベントで大賞を得たのは初めてのこと。(ずいぶん前に1回あったような気もするけど)

 

10年前には、5年間に渡って私が山車の製作担当をしていろいろ考えて頑張ってきたけど、1度としてとれなかったこの大賞。

 

自治会長は目を潤ませながら言う。

 

「みんなが協力してやれば、なんでもできるんだ」、と。

 

私もそう思う。

 

昨年までずっと自治会青年部が受け持って作製していたのだけど、部員の減少などで手に負えなくなって、自治会全体として取り組まなければならなくなったこの年の山車

 

10年ぶりに携わってみて、とても楽しい山車の作製だった。

 

みんなが、わいわいがやがやと言いながら、山車のあちらこちらがどんどん出来上がって行った。

 

とてもいい感じだった。

 

大賞受賞が決まると会場内の山車の前でみんなで記念撮影をする。

 

そのなかには3人の学生もいる。

 

自治会館に帰るとオードブルを囲んでの打ち上げ。

 

やはり学生も参加している。

 

そこへ、他の自治会に参加していた男子学生2人がやって来る。

 

1人は大阪大学で、もう1人は一橋大学

 

彼らとも少し話しをする。

 

とくに一橋大学の学生は写真が趣味とのことで、好きなカメラマンの話なども。

 

私「そうだな。荒木経惟(通称アラーキー)かな」

 

彼「アラーキーの写真はエグかったりしますからね」

 

私「そのエグさがいいんだよ」

 

彼「ボクは、たとえば森山大道ですね」

 

私「森山大道はこの県の宅野というところで子どものころに暮らしていたんだよ」

 

彼「へー、そうなんですか」

 

8月15日(日)今日・・・

ツイッターで当町の名で検索して、あるプロフィールの持ち主に行き当たる。

 

さっそくその人をフォローして、その人宛に書き込みをする。

 

「昨夜はどうも。アラーキー森山大道です」、と。