bunbunの記

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クラブの休みの日に

 

木曜日はいつもなら昼休みに公民館に行って体育館の鍵を借りるのだが、今日は体育館が使えないのでクラブはお休みで、鍵を借りることもないのだが、なんとなく思い立って職場から歩いてその公民館に併設された図書館へ行く。

 

図書館にいたら、先日のジャズコンサートを主催したTさんが入って来て、私に言った。

 

「この間はどうも。ところで、来月23日に地元などのいろんな人に呼びかけてライブコンサートをやろうと思う。プロばかりではなく、アマチュアのライブもやらなくちゃね」

 

「それはいいね。ぜひ聴きに行くよ」

 

「いや聴くだけではなくて演奏の方も。松江から来てジャズコンサートの手伝いをしてくれたKさんも誘ってみようと思う」

 

「ははは。Kさんはサックスだね。ぜひ、聴きに行くよ」

それから本を借りる。

 

「ここの図書館の本をどんどん借りよう会、をつくったよ。まだ、会員は自分ひとりだけど」

 

そんなことを職員に言いながら。

 

(たくさん利用される良い図書館になって欲しいと思っていたけど、そのためには、まずは自分が図書館を利用することから始めることだと、ようやく気が付いた)

夕方6時前には体育館へ行く。

 

お休みの連絡は一通りはしたけれど、それでも知らずにクラブに来る者がいるかもしれない。

 

体育館の玄関前に停めた車から降りて立っていたら、すぐ先の道路を走る車の窓から男の子が私に向かって言った。

 

「コーチ、クラブあるのー?」

 

「いや、今日は休みだよ。来週はやるからねー」

それから帰宅する。

 

10日後に行われるシニアのバスケ大会に向けてのお稽古と、楽器の練習をする。