1時間30分のために、車で片道2時間30分の距離を往復する。
そして、帰宅したら夕食をとってすぐに、開始の30分前には集会所に行って毎月の集落の会合の進行の準備をする・・・
関西の某大学が全国各地で行っている「英語対策講座(問題演習30分+講義60分)」というものに、受験生の息子が行きたいと言うので連れて行った。
これもまた今の時代の親としての務めのようなものであって、思い返せば大学2回生の娘が高3の時にも似たようなことのために車を走らせた。
会場からすぐ近くに県立体育館が見えたので、息子が講座を受けている間に行ってみた。
息子が小6の時にミニバスチームと一緒にマイクロバスに乗ってこの体育館での試合に同行したことを思い出す。
体育館を見ながらこれで子育ても終わったと思う。(うちの子は2人なんです)
そんな今日の1日だったけれど、行き帰りの車の中では持っている3枚のブルックナーの交響曲のCDを全部聴いた。(どれも1時間もある長大な交響曲なのでこんなときにしかなかなか聴けない)
そして、講座が終わるのを待っている間には、私の地元の図書館で借りた「ちくま日本文学全集 芥川龍之介」のなかの短編をひとつ読んだ。
それから、体育館の隣にあった誰もいないグランドで、後ろ向きになって50mばかりを走ってみたりもした。