小2:1人、小4:9人、中3:2人、高1:1人、計13人。
前半は、バスケとサッカーとバスケという様に分かれて、それなりにうまくやっていたのだけど、やがて、ちょっと惰性のままに進んでいるように感じて、みんなを集めて話す。
「いい感じでやっていたけど、ここらでちょっと変化が欲しいと思ってね」
これはこれまで何度も経験したことだけど、それなりに楽しくやっていたことを中断されたその後は、さらに崩れて行く。
「それぞれが違うことをやってもいいけれど、よいクラブにすることには、それぞれみんなに責任があるからね」
2回目に集めたときには、そう話したので、あとはステージに一人で座って遠くからみんなの様子を見る。
任せたからには、すべてを任せる。
中3の2人は相変わらずバスケのシュートをして、小4と高1の2人はバスケの1対1を始めて、小2の1人と小4の5人はサッカーボールを蹴って、小4の女の子3人は集まって何かの話をしている。
やがて、小4の男の子達が、かくれんぼをやろうと、他の子供達に声を掛ける。
小4の女の子3人はその中に入るが、中3の2人と小4と高1の2人は入らない。
そして、かくれんぼが始まる。