bunbunの記

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遠くて近い縁

 

去年の10月から「ランネット」というランナーのためのホームページに自分のダイアリーを開設しました。

 

職場の同僚が、走ることを趣味にしている同僚たちに「オクトーバーラン」というもへの参加を呼びかけたので、私もやってみることにしたのです。

 

「オクトーバーラン」というのは、10月の間に「ランネット」の自分のダイアリーに走った距離を書き込んで、その1ケ月間の総走行距離を競い合い、マラソンシーズンが始まる時期の練習の励みにしようというような企画で、それに参加するランナーたちによって日々自己申告で書き込まれる距離により、県別とか年齢別とかでのランキングを見ることができるものなのです。

 

走った日にはダイアリーに走行距離を書きこんでは、私と同じ島根県のランナーたちの記録と比較しては楽しんでいました。

 

ところで、その「ランネット」のダイアリーフェイスブックなどと同じように、ダイアリーを書いている人と「友達になる」ことができます。

 

ツイッターフェイスブックをしている私は「ランネット」でさらにいろんな人と交流をするつもりはなかったのですが、その「オクトーバーラン」が終わった11月ころから県内の見知らぬ3人だけとは、私が「友達の申請」をして「友達」関係になっています。

 

私がそれらの人に「友達の申請」をした理由は「なんとなく」だったのだと思います。

 

その数少ない「ランネット」での3人の友達の内の2人は、「オクトーバーラン」では県内の上位の距離を走っていました。

 

1人は男性で、もう1人は女性。

 

2人ともびっくりするぐらいの総走行距離でした。

 

(しかも、2人のマラソン大会の記録をみるとどちらも、とても速い)

 

ダイアリーに記されたそれぞれのプロフィールでは、男性のランナー(以下、A男さんとします)は私の土地から200kmぐらい離れた松江市在住とのことでしたが、女性のランナー(以下、B女さんとします)は県内在住ということしか分かりませんでした。

 

ときどきその人たちのランニング日誌をダイアリーで読んだり、簡単なコメントのやり取りをしたりしながら、どんな人たちなんだろうかと思っていたのですが、それから数ヶ月後のある日、B女さんが私の隣の町に住んでいるということが分かりました。

 

それはそれで驚いたのですが、ここでの肝心な話は昨夜のことから始まります。

 

走ることを趣味とする者として、いつかお顔を拝見したいものだとお互い言いながらその機会が未だないB女さんとの、ダイアリーのコメント欄でのやりとりで、「役場」(私の職場)とか「〇〇〇」(役場の前のスーパー)とかを書くことが昨日の夜にあったのです。

 

B女さんはときおり仕事で役場の前を通ることがあるというので、機会があれば役場に立ち寄ってみてください、というようなやり取りだったのです。

 

それは、それだけの他愛もないことだったのですが、今朝、起きてパソコンを開いたら「ランネット」の私のダイアリーにコメントが届いていました。

 

それはA男さんからの次のコメントでした。

 

「私も仕事でたまに役場(私の職場)へ行って、お昼は〇〇〇(役場の前のスーパー)の食堂で食事をするんですよ」

 

大きな街ならまだしも、山地の真っ只中のこんな田舎の私の職場に縁がある人だったとは・・・

 

縁というものは、遠いようでも近いものです。