口直し
今日、私は病院の日直勤務でした。
朝9時ごろ、私の近所のあるお母さんが病院に来ました。
そのお母さんは、うちの息子は熱があるけど連れて来ていいだろうかと言いました。
私は、どうぞどうぞと言いました。
そうこうしていると、電話がかかりました。
病棟で勤務しているお母さんにつないで欲しいとの電話でした。
しばらくしてそのお母さんが2階の病棟から降りてきて、うちの子が発熱で受診するからよろしくと言いました。
また電話がかかりました。
子どもが熱があるので受診したいという電話でした。
私は、どうぞどうぞと言いました。
最初のお母さんが子どもを連れてやって来ました。
しばらく見ないうちにずいぶん大きくなって、と私は言いました。
その子は私の娘の同級生でした。
つづいて、電話してきたお母さんが子どもを連れて来ました。
やあやあ、君は私の娘の同級生ではないか、と私は言いました。
それから、病棟勤務の看護師さんの子どもが、おばあさんに連れられてやって来ました。
私はそのおばあさんに聞きました。
お孫さんって(私の娘と同じく)高2でしたっけ、と。
待合室に、私と、私の娘の同級生3人とその保護者が集まりました。
そこへ、外来の日直看護師さんが救急室から出てきました。
その外来の日直看護師さんも私の娘の同級生のお母さんでした。
(書きながら気がつきました。私を含め、このすべての登場人物の住まいは、長さ約500mの帯状の範囲のなかにあることを)
先ほどは、たいへん失礼しました
今日は病院の日直でした。
午前中は忙しかったけど、午後からは患者さんもなく、本を読むことができました。
まさに、kenro223さんが自身のブログで引用されていた
『ブレークスルーというのは、喩えて言えば、日本地図しか持っていなくて、その地図上の自分の街の場所しか知らなかった人が、突然、東アジアの地図を差し出されて、「君の街はここだよ」と指し示されたような気分のものです。(中略)突然、あたりが開けたような感じがする。自分がどこにいて、どういう役割を果たしているのか、果たすべきなのか、それがそれまでとは違う、もっと広大な文脈の中で位置づけられる経験。それがブレークスルーです。(内田樹)』
的読書体験でした。
いらいら
保護者の一人として言います
教師のみなさんに期待しているのは
過程(がんばってまーす)
ではなく
結果なんです