bunbunの記

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終わり、そして始まる / 始まり

終わり、そして始まる

 

今日のクラブで小学校低学年の子がケガをしました。

 

テンカであてられて座っている子に、同じくテンカに参加していた子が後ろ向きに走ってきてぶつかったのは見ていました。

 

大丈夫かと思いましたが、すぐに二人とも動き出したのでその後は気にしていませんでしたが、その二人のうちの一人のお母さんがいつものように早めに迎えに来て、ようやくケガをしていることを知りました。

 

左ひじの上の方が腫れていて、伸ばすと痛がるようでした。

 

私の勤務している病院に電話して当直看護師とも相談しましたが、今から救急車が入ることもあるし他の専門病院(いずれも車で1時間かかる距離)へ直接行ったほうが良いだろうという返事でした。

 

行き先の病院が決まったら連絡してもらうようお母さんに自分の携帯電話の番号を伝えました。

 

それからみんなを集めて、ケガのことを話し、みんなが思うままに動けるクラブだからこそケガのことは不安だったけど、ケガがあったからといってみんなを同じように動かすようなことをする気はないということ。そして、だれもがケガをしないクラブであって欲しいということを話しました。

 

体育館を閉めるときにまだ一人残っていた、これも1年前から来てくれている中3の男の子に「このことを乗り越えれば、さらにいいクラブになるよね」と話しました。

 

それから集落の毎月の定例の集まりに行きました。

 

電話があれば病院へ行こうかとも思っていたので、新年度最初だからと出されたお酒も飲まずに集まりの場にいて、そして帰宅しました。

 

10時前にお母さんから電話がありました。

 

二の腕が折れていて、今日は入院して明日整復しギブスをすることになったということでした。

 

みんなが楽しくやっているのにこんなことになって、いつも迷惑をかけてと恐縮されていました。

 

私は、お詫びを言い、みんなにケガのことを話したことを言いました。

 

そして今回のことは残念なことだけど、これを契機にクラブが一ランク上に変わっていくと思うので今後もよろしくお願いしますというようなことを話しました。

 

明日の朝、職場にお父さんを訪ねようと思っています。

 

始まり

 

5時50分ごろには体育館へ行きました。

 

いつもなら何人かが待っている時間ですが今日はだれも来ていませんでした。

 

体育館をあけて中に入り、一人でバスケットリングに向かってシュートをしていました。

 

中学生の男の子が一人体育館の玄関に見えましたが中には入りませんでした。

 

6時前になっても誰も来ません。

 

沈もうとする太陽の光が玄関を通してコートの中まで届いているのを見て、ちょうど1年前、30分ほど待っても誰も来ず、一人かぎを締めて体育館を後にした日のことを思い出しました。

 

やがて、1年前にクラブを始めたころのわずかな参加者のうちの二人であった姉妹がいつものようにやって来ました。

 

それから小学生の男の子と女の子がやって来ました。

 

今日は少ない人数でやるのかなと思っていると、小学生と中学生のグループがそれぞれやって来て、結局は中学生8名、小学生10名の18名となりました。

 

始めにみんなに、ここには小学1年生から中学3年生までがいます。その小1から中3までのみんなが上手になることを目標にしてくださいと話しました。

 

バスケット部の中学生6名は半コートを使ってバスケのゲームを始めました。

 

残りの中学生3人はサッカーをし、小学生の数人はテンカを始めました。

 

そして小学校高学年の女の子数人は壁際に集まって、やがてコートの外の玄関脇にある跳び箱のところへと見えなくなりました。

 

今日はあまり待つまいと思いました。

 

それでも10分ぐらいは待ってみんなを集めました。

 

「このクラブは、それぞれの練習や遊びの場を提供するためにやっているんじゃないんです。(中略)それでは始めてください」

 

その後、小学校高学年の女の子たちがうれしそうに「やる場所がありませーん」と言いにきたのに「そんなこと言われてもやれん。自分たちでなんとかせい」と答えました。(そしてなんとかしていました)