bunbunの記

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今日の午後、家族が買い物に行くというので、一緒に行きました。

 

近年、私の住む土地において「買い物に行く」とは、東西南北、いずれも車で1時間前後のところにある5つの地方都市か、または1時間30分のところにある大都市に行くことを指すことばであって、今でも町内のお店に行くときも「買い物に行く」とは言うけれども、たとえば「昨日買い物に行ってね・・・」と誰かが言えば、それを聞いた者はその5つばかりの街を思い浮かべるはずであり、同じ「買い物に行く」ということばであっても、町内での「買い物」と町外での「買い物」とでは、それが意味するものは全くちがうのでありました。

 

そんなことはさておき、家族を大型店に降ろしてから楽器店へ行きました。

 

そこには、先日の夜、多少なりとも音楽をする者が公民館に集まった、そのなかの一人がいました。

 

「ちょっと、教則本でも買おうかなと思って」とその人は言いました。

 

「ちょっと、曲集でも買おうかなと思って」と私も言いました。

 

ということで(?)、今日買った教則本から引用します。

 

僕がアマチュアの演奏を聴いて常々感じているのは、ほとんどのプレイヤーが自分の音を出すことに夢中になっていて、まわりの音が耳に入らなくなってしまっているということだ。まわりが聴こえていなければ当然リズムも悪いし(中略)演奏していく行為は常に他者との関係を前提としているのだから、たとえば自分だけがフレーズをあらかじめ決めて演奏してもまずサウンドしない。

 

最近は楽器の教則本にも『学び合い』のことが書かれるようになったんですね・・・(え、ちがいました?)