bunbunの記

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自然治癒力

 

職場で食べるはずの弁当を持って、入り江に沿った細い道を歩きました。

 

岸を軽く打つ水の音や、その水の動きに反射する光のきらめきの中を歩いていると、自然と頬も緩んでくるようです。

 

水に濡れなければこれ以上は進めないところまで歩いて、そこで弁当を広げました。

 

なんだかとても疲れていたので、昼前から休みをとって車で1時間のところにある海の近くの温泉へ行きました。

 

波打ち際での昼食の後に、明治時代の地震で湯が湧き出したという温泉に入りました。

 

その温泉は大正時代に建てられた2階建ての洋館の中にあり、源泉から直接浴槽に注ぎ込まれる湯は白く濁り、浴槽の縁は全面湯の花に覆われています。

 

入浴後は屋上に上がり、そこに置かれている椅子に座って、温泉街の街並みを眺めながらサービスのコーヒーを飲みました。

 

(その後、はす向かいにあるもう一軒の外湯にも入り、そこで出会った私と同じ町の顔見知りの人と話しをしたりもしました)

 

夕方には我が町に戻り、近所の散髪屋へ立ち寄りました。

 

帰宅してからは、1時間ばかり毛布を掛けて、心地よい疲れの中に漂っていました。