bunbunの記

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バドミントンの評価

 

今日のクラブは中学生4人と小学生7人。

 

最初型どおりのことを話す。

 

ある小学生の男の子が「長く(私と)やっているから言いたい事はわかる」と言う。

 

その子とは2年前にバスケクラブで『学び合い』を始めたときからの付き合いである。

 

私「そうだよね、後は結果だけなんだよね」

 

その子「そうだ結果だけだ」

 

少なくともその子との間には合意を得る。

 

練習が始まり、20~30分様子を見ていたけれど、何んだか誰もがお互いにけん制し合っているような停滞した状態で時間が過ぎていく。

 

「このまま見ていても、事態は変わりそうにないなあ」と言うと、バスケをしていた中学生が私にうなずく。

 

みんなを集めて、少し話す。

 

(話した内容は覚えているのですが、なぜかここにうまく書くことができません。自分や自分たちの枠を超えるにはいろんな人の力が必要で、超えることができたかどうか評価する、というようなことなのですが、こう書いてみれば、それでは話したこととは違うとも思うのです)

 

中学生2人と小学生2人がサッカーのゲームを始める。

 

小学1年・4年・6年の3人が、交代にバドミントンをする。1年生も順番が来れば懸命に指を折って審判兼得点係をしている。

 

中学生2人はバスケをする(相変わらず)。

 

残りの小学生2人はボールを投げたりしている。

 

終了時間近くになって、バスケをしていた中学生2人がバドミントンを始める。

 

時間が来たので、みんなを集める。

 

私「さあ、評価をするぞ。できるようになったことがある人?」

 

バドミントンをしていた中学生が笑いながら「バドミントンができるようになった」

 

私「このクラブに来てから、初めてバスケ以外のことをしたもんな」

 

他の小学生が〇〇ができるようになったなどと言っている間に、中学生2人はバドミントンを始める。

 

私「あのバドミントンを評価しよう。100点満点で何点だ?」

 

小学生達は、中学生が羽を打つたびに、「10点」「20点」「30点」・・・と声を合わせる。

 

中学生は100点にたどり着く前に失敗してしまい、何回か繰り返した後に100点を超える。

 

他愛もないことのようですが、これを見て「クラブが一歩を踏み出した」と言わないわけにはいきません。