bunbunの記

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とば口に立つ

 

昼休みに公民館へ体育館の鍵を借りに行きました。

 

公民館長がどんなクラブをやっているのかと聞くので、「みんなが、バスケやバレーやサッカーやバドミントンなどが、上手になるクラブです」と答えました。

 

公民館長が部屋から出てから、「はじめて人に聞かれて明確に答えることができた」と言うと、何度もクラブについての話を私から聞いているはずの公民館主事が、「居場所作りのように思っていたけど、はじめてどんなクラブなのか分かったような気がした」と言いました。

 

小学生8人と中学生1人が集まりました。

 

はじめに、クラブ通信(9月7日の私のブログをご覧ください)を配ってから、目標について話しました。

 

私の話が終わると、さっそく男の子2人は体育館入り口にある跳び箱のところへ行って遊び始めました。(最近はこういうことはなかったのに。このあたりの人の行動というのは興味深いものです)

 

中学生は一人バスケをしたりしていましたが、つまらなそうでした。

 

みんなを集めて言いました。

 

「自由にやるというのはむずかしいものだね。むずかしいから人が必要なんだよね。では、どうぞ始めてください」

 

その間、中学生はそっぽを向いていました。

 

小学生は全員でバスケのゲームを始めました。

 

中学生は外に出てしまいました。

 

どうなるのかしらと思いながら見ていると、しばらくして中学生が戻ってきて、小学生のなかに入り、一緒にゲームを始めました。

 

ある小学生がゲームから抜けて、ステージの上でピアノを弾き始めました。

 

ゲームの質が変わったように思いました。

 

「音楽に乗っていい感じになったな」とゲームをしている子たちに言うと、ある子が「〇〇ちゃん、猫ふんじゃった」とピアノの子にリクエストをしました。

 

ゲームが終わりました。

 

その頃には、中学生のサッカー少年が体育館にやってきていました。

 

サッカー少年と小学生の男の子たちはサッカーを始めました。

 

終わりにみんなを集めて「目標は高いから大変だよ」と話しました。

 

こうやって書いてみれば、なんでもないようですが、『学び合い』の入り口に立つことができたと実感しているのです。

 

ようやくここまで来れた。(ふー)