一昨年から始まった特定健診。
私が働く病院でもやってます。
でも、受診者は月に2~3名あるかないか。
そして、その健診は被保険者の被扶養者が受けるということもあって、これまでの2年間はすべて女性でした。
ところで、今日の午前に外来受診科から内線電話がありました。
「特定健診の予約を受けました、名前は、山本芳文(*)さんで、受診日は11日です」
男性の受診とは珍しい、と思いました。
それから1時間もしないうちにまた内線電話がありました。
「特定健診の予約を受けました、名前は、山本広文(*)さんで、受診日は11日です」
一字しか違わない氏名なので兄弟なのかと思いました。
でも他人どうしでした。
(これから、起承転結の「転」へと話は続く・・・)
朝、職場の先輩と話しをしました。
「自分達の関係する職場に孤立して休職している人が何人かいるでしょう。その人たちを自分のクラブに誘いたいんだ」
「でも、その人たちは外へ出ることが困難なのよ。自分が戻りたくても戻ることができない職場以外のその外へはなおさらに」
「それは、よく分かっているつもり。安易には誘えないことも分かる。それから、たとえ自分のクラブに来てもそれでどうにかなるという保証があるわけではないし。ただ、そういう思いをもち、その思いをこうやって第三者に話すことにも意味があると思うんだ」
(そして、起承転結の「結」へと話は続く・・・)
私が今やっているクラブの発端は、不登校児をもつある親御さんとの会話でした。
でも、その不登校児がクラブに参加したことはありません。
その親御さんは何回かやって来たことがありましたが。
今はまだ「結」には至りません。
でも、願いをもつことが始まりです。
願いをもてば、つながっていきます。
なぜなら、今日の午前の二人の受診者の名前のように、この世は同期していこうとする性質をもっているのですから。
*もちろんここでは実際の氏名とは変えています。
(一人はある年の9月生まれで、もう一人は翌年の3月生まれだということに後日気づきました。なんと・・・)