bunbunの記

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ドクダミのお茶

昼休み

いつものように弁当を食べながら、まずは「ほぼ日刊イトイ新聞」を読む。

登ったことのある人が、「皆さんに」って言いながら、映像を見せてくれたり、写真を見せてくれたり、苦労話を聞かせてくれたりすると、ぼくらはあたかもエベレストに登った経験があるように思ってしまうんです。

本当に登った人じゃないと、わからないでしょう?

ヘリコプターで登った人もそうです。

歩いて登った、その途中はわからない。

つまり、どう言ったらいいでしょう‥‥

ヘリコプターで登っちゃった人は、やっぱり「得てない」んですよ。(糸井重里

 

1週間まえから干していたドクダミを刻んで、鍋で炒ってお茶の葉にする。

 

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15年ぶりぐらいに野草のお茶を作りました。

 

でも、炒っていても、出来上がったお茶を飲んでみても匂いはしません。

 

嗅覚がないことが分かったのは2年前のこと。

 

「これが野生(動物)なら致命的だな」(私)

 

「変なもの食べたりしてね」(妻)

 

「なによりも、危険回避できないだろうね」(私)

妻が学童保育の勤務でのことで、以前私に話してくれた光景を、数週間前に私も目撃しました。

 

体育館に忘れられた体操着を小学生の男の子が自分の鼻にあてて言いました。

 

「これは〇〇の体操着」

 

大人の私は自分が嗅覚を失いつつあることに気がつきませんでした。

 

鼻の奥の方の具合がおかしいような気がして耳鼻科に行き、そこでの検査でそれを初めて知りました。

 

私は日常生活において嗅覚を失いつつあることに気がつくことができませんでした。

 

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15年ぐらい前、結婚して間無しの30代の始めのころ、仕事もいやで、別の人生を夢想しながら余暇を使っていろんなことをしました。

 

自然農法、大工仕事、養蜂の手伝い、蕎麦うち、酒造り、お茶作り・・・

 

どれもが中途半端な真似事ではありました。

 

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自分でつくった15年ぶりのドクダミのお茶・・・