近所の姉妹がやって来る。
ある女の子が来る。
川向こうの道を歩いて来る近所の男の子の姿が体育館の玄関越しに見える。
ある男の子が来る。
川向こうの男の子の姉が来る。
ある姉弟がやって来る。
これでやっと8名となるが、その時にはすでに開始時間から40分が経過している・・・
8名となったところで改めてチーム分けをしているので、さっきまでやっていたドッジボールをさらに続けるのかと思っていると、突然バスケの試合が始まりました。
それから時々休憩を挟みながらも、小学2年生から6年生までの8人が終了時間まで30分以上試合を続けました。
試合の様子を見ていて思いました。
こうやって年齢も能力も違う子どもたちが一緒になって延々と試合を続けられるのは一定のルールのもとで行っていないからだと言うことを。
高学年のバスケクラブの子はバスケのルールどおりにプレイしています。
低学年の子はボールを持って何歩も歩いているし、ときにはファールまがいのプレイもしています。
それぞれがそれぞれなりの方法によってプレイしています。
しかし方法は異なっても、自分のチームのメンバーとともにリングを狙うという目標は同じです。
異なる方法と同一の目標。
そのことによって異なる者たちによるプレイが成り立つ。
そういうことなのかもしれません。