私のなかにはいろんな私がいる
その中心にいる私とは、AはAであり、BはBであり、そして「私」は「私」であると知っている私
その中心にいる私以外の私とは、感激したり、落胆したり、奮闘したり、嘆いたり、喜んだり、冷静であったり、落ち着かなかったり、怒ったりしていて、中心にいる私には実はなにがなんだかよくわかっていない私たち
今日の夕方からは体育館で笠揃え
あさっては本番の田植えばやし
笠揃えは本番直前の予行練習のようなものなので自然と体育館全体に熱も入る
決勝トーナメントの第1戦のひとつである日本対パラグアイ戦
「へたくそにはへたくそなりのやり方がある」
今日、笠揃えから帰ったらテレビで日本代表の一人がインタビューに答えていた
チームプレイ
どの場面でも二人で相手に向かっていたようにみた
相手は一人、こちらは二人
しかしこちらの二人が同じ動きなら一対一とかわらない
そこには「ずれがあること」が必要だった
なぜなら現実そのものが「ずれながら動いている」から
その現実にチームで立ち向かう
二人が三人に、三人が四人へとつながっていくそのプレイ
そんなプレイであったし、そんなプレイの可能性を開いたプレイだった
200人が集まって行う田植えばやし
200人を単純にひとつにすることなどできない