bunbunの記

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田植ばやし

 

隣のおじさんは容態が芳しくないようす。

 

なかなか口うるさいおじさんで、ボクが田植ばやしの練習会に初めて参加したときに「お前は叩き方が早すぎる」などと言われたりもした。

 

口うるさくてずうずうしいけど、田植ばやしのことになるといろんなことをいっぱい知っている人ではあった。

 

あれから10年ぐらいたったのだろうか。

 

今日は田植ばやしの本番の日。

 

見よう見まねでもいつのまにかそれなりには叩けるようになっている。

 

田植ばやしが終わると、集落での直会(なおらい)。

 

私は今年から集落の班長なので直会の取りまとめ役。

 

でも『学び合い』でもってこれに当たれば気持ちよく会は進んで行き、そして終了する。

 

それから音楽のサークルに行く。

 

これもまた気分よく過ごせたけれど、それはそれ、今から直会の席で聞いた隣のおじさんのことを書く。

 

隣のおじさんは昨日、病院を一時退院したのだそうだ。

 

そして今日、車椅子に乗って、口には酸素マスクをして、田植ばやしの会場に家族とともにやって来たのだそうだ。