bunbunの記

カテゴリー クラブB&J、活動の様態、私的な事々、非日常的な、奇妙な偶然、その他

返信

 

1週間ぐらい前に関西のある大学生からメールが届きました。

 

それは、卒業論文を書くために質問に答えてほしいという内容でした。

 

(このブロググループでメールアドレスを公表されている方には、同じメールが届いているのだろうと思います)

 

なかなか時間がとれなかったので、一昨日の午後の空いた時間に急いで書いて送りました。

 

せっかくなので、ちょっと手直しして、ここに載せておきます。



さて、さっそく本題に入ります。

 

私は、ミニバスのクラブで小学校低学年の指導をしているときに『学び合い』に出会い、その後独立し、週1回のクラブを始めて3年が経過しようとしている者です。

 

独立して始めたクラブは、参加者の年齢も、行う種目も、特に制限を設けていないこともあって、『学び合い』の考え方に則っているものではあるとしても、『学び合い』で言われている目標の設定やその評価などは、ほぼ行っていないのが実情です。

 

そういう、学校などとは違う状況でやってきた者として、お答えしてみます(できるかな?)

 

まずは、この3年間の状況から・・・

 

学び合い』においては教師(指導者)の語りが大切とされており、自分も「みんながよくなる」ことの大切さなどを時には話したが、どうも自分の口から出てくる言葉が、自分自身にとってもどこか嘘っぽいようで、いつも落ち着かなかった。

 

目標の設定や評価について試した時期があった。「(バドミントンの総当たりの対戦表を作って)すべての人と10回以上続けられるようになる」とか、「みんながバスケットのドリブルが上手になることを目標にする」などと、取り組ませてみたが、いずれも中途半端に終わってしまった。

 

自由参加のクラブとしているので、常連の子供たちは5~8人ぐらいで、あとの参加者は毎回のように顔ぶれが違っているし、クラブの開催は週1回の1時間半だけであり、継続した取り組みをするのが困難であった。

 

また、同じ理由で、参加者はミニバスクラブのメンバー、中学校バスケ部のメンバー、中学校バレー部のメンバー、サッカーをしたい者、特に何の運動もしていない者など、雑多な集まりであって、共通の目標設定ができなかった。

 

・・・思いつくままに書けば、そのような状況のなかで、戸惑いながら続けてきたこの3年間でした。(それでも飽きること、投げ出したくなることはありませんでしたが)。

 

独立する前は、ミニバスクラブで1年間、上級生チームに背を向けるようにして『学び合い』で指導しましたが、このときは、週2回であり、やることはバスケであり、メンバーは毎回同じであって、今のクラブよりも、ある面やりやすかったようにも思います。

 

さて、そのような戸惑いのなかでやってきた独立後のクラブでしたが、最近やっとクラブのあるスタイルとでもいうようなものが少しは確立できたと感じていますので、次はその辺のことを・・・

 

クラブの目標は『「みんな」の実現』としました。

 

クラブの初めに何かを語る必要があるのでは、とずっと思っていましたがやめました。

 

その代わりに、クラブの途中で必要を感じたときに、みんなを集めることにしました。

 

その時には、「語る」というよりも「伝える」のだと思えばよいのだと、今週のクラブで感じました。

 

その時に、伝えるべき目標・課題があれば、それを話せばよいのだと思います。

 

そして、その伝えるべきことは、常に『「みんな」の実現』という目標に沿うものである、ということなんだろうと思っています。

すみません、殴り書きのようになってしまって。これから、明日に向けていろいろと用事があるので、文章を見直す時間がありません。また、質問の答えになっていないのも承知しながら書いています。私には、このような形でしか書けません。

 

〇〇さんが必要とされているものは、他の教師の皆さんが答えられると思います。

 

私のは、変わったことをしている者もいるもんだ、というぐらいで読んでいただいたらと思います。

 

最後に、我々にとっても意義ある、よい論文が出来上がることを、期待してます!