『学び合い』に出会って4年。
ミニバスクラブから独立して自分のクラブを始めて3年。(今の自分のクラブはバスケのクラブではありません。誤解も多いので念のため)
『学び合い』のブロググループでブログを書き始めて2年。
さて、『学び合い』は学校教育の研究により発見されたものであるのだから、その研究や実践の場が学校であるのは当然のことです。
でも、だから、私のまわりには(ブログとか)いつも見渡せば教師ばかり。
だけども、年のせいで心臓に毛、面の皮厚しの私は、そんな教師のなかに加わりながら、そして目線ももっぱら教師の方に向いていました。
だれか近くの教師で『学び合い』を始める人がいないか、という具合に知り合う教師たちに向かってずいぶんと種まきをしてきたつもりです。
そんな苦節の3年間、ようやく釣り上げたと思ったら、それは教師ではなくて看護師のmoripiさん。(あれ?)
いえいえ、冗談ではございません。(笑)
独立後のクラブは「全員が自ら学び合う異年齢の学習集団」という華々しい歌い文句で始めたばかりに、やってくるのは異年齢かつ異種混合なものたちで、どこに目標を置いてどこを評価したらいいのよという感じ。
だけどけなげな私は、聞き知った『学び合い』の考えではなく方法でもって四苦八苦しながらクラブをやっていたのがついこの間まででした。(今もかも!)
そしてそれが吹っ切れたのは、実は去年の6月ごろmoripiさんが娘さんと一緒に私のクラブに突然やってきた日。
壁際に立って見ているmoripiさんを前にして、「さあ、それでは全員がそれぞれのドリブルの課題を達成できるようになろう」なんてやっている自分がすごく嘘っぽく思えて、それで次のクラブからはそんなことは全部やめました。
で、なにが書きたいかというと・・・
社会につながっていくしかありません。
もちろんその社会のなかには学校も含まれます。
『学び合い』は学校内だけでなく社会全般に通用するものであるはずです。
でも、学校外に向かっての研究・実践はいま始まろうとしている段階です。
その始まろうとしている段階のなかに自分のクラブもあります。
そういうことなんだろうと思います。
さて、どうしましょう?
これから。