昨日の授業参観
教師が課題を出して、子どもたちは課題解決のために立ち歩きを始めた
そんな子どもたちのなかで、2人の男の子が「こんなんわからんよな」と言いながら教室の片隅で隣り合って座っている
やがてそのうちの1人が立ち上がって歩き始める
重ねた教科書やノートを頭の横まであげた手の平に載せて、歩きながら言う
「出前~」
学び合っている子どもたちの間を、出前を配達する姿で歩いているその子をみているうちに、突然うれしくなった
学びのなかに参加するということの手がかりとしての出前であったということ
戯れで始めたことにも意味や理由があったということ
そして、残されたもう1人の男の子も、それから学ぶということを始めた