bunbunの記

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高校生の演劇と大学生の音楽と

 

一昨日、この夏の全国大会で最優秀賞を受賞した山口県華陵高校の演劇を観る。

会場は広島県尾道市

 

2年前の冬に島根県雲南市で行われた高校演劇の催しで島根県三刀屋高校の演劇を観たときから、高校演劇の中国地区大会を観たいとずっと思っていた。

 

その機会は思わぬかたちでやって来た。

 

今回の中国地区高等学校演劇発表会のことはツイッターで知った。

 

会場に入りステージに近い席に座った我々夫婦の後ろの席にいるのは、会話の様子から鳥取県米子高校の生徒たちのようであった。

 

「君たち米子高校?」

 

「ええ」

 

「高3の男子部員とツイッターで知り合ってるんだけど、どの子かな?」

 

華陵高校の演劇は素晴らしかった。

 

ここまで完成された劇には、他の学校はどこも太刀打ちできないであろうと思った。

 

A君は米子高校演劇部の舞台監督という立場で忙しくこの大会を過ごしたのであろうが、2階席にいたそのA君のところまで行って、幸いなことに少し話をすることができた。

 

「こんにちは(はじめまして)。ツイッターのhatihatibunbunです。華陵高校の舞台、よかったね。君のツイートを観て、この大会を知ることができてよかったよ。劇を観た夜にツイッターで「三刀屋高校」を検索していて君をツイッターで知ったんだけど、あの時君は高1だったっけ?」

 

「はい・・・」

 

「あの時も君たちの学校は前の日だったし、今回も明日だから観ることができないのはとても残念だけどね」

 

「でも、いつか形を変えてぜひ・・・」

1校目から3校目までの演劇を観て、尾道を後にする。

昨日(27日)は、高知市での、中・四国国立大学連合演奏会・美術展覧会に行く。

 

大会2日目の昨日は、各大学の吹奏楽団と交響楽団の演奏会が行われた。

 

吹奏楽団などは1大学100名を超える団員による演奏がつぎつぎと順番に行われる。

 

岡山大学吹奏楽団の100人ばかりの団員によるスタンドプレイは、たいへんに見事であった)

 

1楽団につきおよそ10数分間のステージごとに、次のステージに合わせて椅子や大型の楽器の移動をする何人もの学生スタッフの姿を見ながら、これは大変なことであったと思う。

 

今回の大会の受入校として、我が子も随分と前から準備に苦労していたらしい。

 

昨夜、すこし顔をみることができたのだが、今日は大会1日目のお世話で昼食もとれなかったと言っていた。

 

夕方、引き続き演奏が行われる大会会場を後にして、交通機関を乗り継いで夜11時に帰宅し、大会の結果を知ろうと華陵高校演劇部のブログを開く。


「打ちのめされてます」

 

顧問Chiです。審査結果は関係無いと言っておきながら、打ちのめされています。審査員の嗜好によって、最優秀は無理かもしれないけど、まさか、ベスト4に入れないとは思っていませんでした。

部員たちの心のケアをすべきなのに、顧問の私が一番動けなくなっています。

全く劣っていたとは、思いません。ずっとベストだと思っていました。

納得出来ないまま、帰りの電車を待ってます。応援してくださった方、ありがとうございました。


早速、ツイッターのメール機能でA君に送る。

 

「3位おめでとうございます。3つしか観れなかったけど、華陵高校の素晴らしい劇を観ることができて女房ともども喜んでいましたが、今帰宅してあの華陵高校がなんの賞も取れなかったのを知ってびっくりしました。君の学校も含めて他の受賞校の劇を観ることはできなかったのですが、華陵高校のあの劇が受賞を逃したことについて、なにかコメントがあれば教えてください。なにはともあれ、お疲れ様でした。中国大会を観ることができてうれしかったです」

 

そして、今朝、A君から返信のメールが届いた。

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【大会結果】

 

最優秀賞 島根県代表 三刀屋高校「ヤマタノオロチ外伝」

優秀第一席 島根県代表 安来高校「修学旅行

優秀第二席 鳥取県代表 米子高校「AREA31」

優秀第三席 岡山県代表 倉敷鷲羽高校「小汚いあるアパートの日常」


(話はかわるけど、A君の苗字って、うちの子が住んでいるところの地名と全く同じなんですね)