bunbunの記

カテゴリー クラブB&J、活動の様態、私的な事々、非日常的な、奇妙な偶然、その他

群言

 

明日のクラブで配る印刷物を作りました・・・

 

    「クラブB&J」の年末年始の予定です。

       12月22日(木):やります

       12月29日(木):やります

       (1月5日(木):休みます)

       1月12日(木):やります

    ― クラブB&Jは5年目の年を迎えます― 

 

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「群言堂(ぐんげんどう)とは中国の言葉で、集まった人たちがそれぞれに発言し、その中でよい方向性が生まれると言う意味です。相反する言葉は、一言堂で、権力者などの一人の言葉で方向性が決められると言う意味です」島根県大田市大森町にあるお店の「群言堂」のホームページより)

 

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「群言堂の根のある暮らし ―しあわせな田舎 石見銀山から-」(松場登美)という本を女房が図書館で借りていたので、久しぶりにそのお店のホームページを見てみました。

 

大森町には、数年前に出版された「日本でいちばん大切にしたい会社」という本にも取り上げられている「中村ブレイス」という会社もあります。

 

中村ブレイスも群言堂も、地元の者しか知らないような山間の史跡の町であった大森町(私たち近隣の者は、石見銀山ではなく大森銀山と呼んでいました)で、数十年前にそれぞれ別々にほそぼそと商いを始めたのですが、それが今では国内でも知る人ぞ知るというような会社にまで成長しました。

 

(そしてその大森町世界文化遺産に指定されました)

 

ネットで「中村ブレイス」と「群言堂」で検索をしてみると、「群言 | 臥竜塾」というのがあり、開いてみるとそれは先週の保育研修会の講師であった新宿せいが保育園長の藤森平司さんのブログで、2年前に氏が講演のため来県されたときに立ち寄られた大森町のことについて書かれたものでした。(藤森平司さんは「見守る保育」ということを提唱されています)

 

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人が生きていくには群言の状態であるということは自然でありとても大切なことだと思います。

 

現代社会において人が生きにくいとしたら、それは自分のなかに、そして人と人とのかかわりのなかに、群言的な(多様な)状態が起こることを認めずに、それを押し殺させることを求められているからなのだと思います。

 

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群言的なものとしてのモデルをつくる。

 

そのささやかなモデルのひとつであるクラブB&Jは5年目を迎えようとしています。