マネジメントと真摯さ
昨夜、図書館で借りていた「もしも高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を、泊まったホテルで読み終えました。
自分にとっては、まさに読むべき時に読むことになった本だと思いました。
"(マネジャーには)根本的な素質が必要である。真摯さである。" (ドラッカー)
(以下、ネットで検索したあるブログから抜粋します。自分自身へのメモとして)
"うまくいっている組織には、必ず一人は、手をとって助けもせず、人づきあいもよくないボスがいる。この種のボスは、とっつきにくく気難しく、わがままなくせに、しばしば誰よりも多くの人を育てる。好かれている者よりも尊敬を集める。一流の仕事を要求し、自らにも要求する。基準を高く定め、それを守ることを期待する。何が正しいかだけを考え、誰が正しいかを考えない。真摯さよりも知的な能力を評価したりはしない。このような素質を欠く者は、いかに愛想がよく、助けになり、人づきがいがよかろうと、またいかに有能であって聡明であろうと危険である。そのような者は、マネジャーとしても、紳士としても失格である。"
ドラッカーの言う「真摯さ」とは、どういうものなのでしょう。
「integrity」という単語が「真摯さ」と訳されていることが分かりました。
"They may forgive a person for a great deal: incompetence, ignorance, insecurity, or bad manners. But they will not forgive a lack of integrity in that person.(無知や無能、態度の悪さや頼りなさには、寛大たりうる。だが、真摯さの欠如は許さない)"
integrityを、英英辞書で調べたところ、以下のような説明が出てきました。
"the quality of being honest and strong about what you believe to be right(あなたが「正しい」と信じていることに関する正直さと強さの質)"
(以上、抜粋、終わり)