bunbunの記

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クラブ

 

小2:1人、小3:1人、小4:9人、小5:1人、計12人。

 

今日もキックベースボールが始まって、「実に見事にやるものだ。子供たちのこんなすばらしい様子を誰か見に来ればいいのに」と思ったのもつかの間で、他の子供たちが下した判定が不服で1人の男の子がゲームから抜けたあたりから、ゲームが成立しなくなった。

 

そして、クラブの終了時間の15分前に、片付けや掃除をするように言ったのだが、それまでのいざこざやら対立やらで、きちんと掃除ができるような様子ではなかったので、みんなを集める。

 

「掃除よりも今日はこうやって集まったほうが大切だと思うから」とだけ話して、後は集まってすわっている子供たちの様子を見る。

 

それにしても、子供たちはなんでこんなに苛立っているんだろうかと思う。

 

個人差はあれ、それぞれがそれぞれなりに苛立ちを抱え込んでいるように見える。

 

終了時間の7時30分になっても、みんなで終わりの挨拶をするのも嘘っぽい感じがするようだったので、「時間がきたので今日は終わり」と言う。

 

それでも、掃除して終わることにこだわっている子がモップ掛けを始める。

 

数人の子は、玄関の横に置かれた跳び箱のところで遊び始める。

 

その子たちに「遊ばないで帰りなさいよ」と言うと「え、もう終わったの?」と問われる。

 

その間も、その他の子供たちは、(かなり感情的に)指示をしたり文句を言ったりしながら、掃除をしたり、やらせたりしている。

 

そのころには卓球クラブがやって来て、いつものように体育館を半分に仕切るネットをひいて、その2分割されたフロアーの入り口側の方に卓球台を並べ始める。

 

私は入り口のところにいて、ことの成り行きを見ている。

 

やがて、掃除をしていた子供たちがネットの向こう側のフロアーの中ほどに集まり始める。

 

「おい、終わるみたいだよ」と跳び箱のところで遊んでいる子供たちに声を掛けると、すぐに遊びをやめてネットの向こう側の子供たちのところに走っていく。

 

それから、見事とは言えない様子ではあったけど、それでもみんなで輪になって「ありがとうございました」などと終わりの挨拶をしていた。