bunbunの記

カテゴリー クラブB&J、活動の様態、私的な事々、非日常的な、奇妙な偶然、その他

ケーブルテレビの取材

 

先日の取材の様子などを書いてみました。

 

〇取材当日までのこと

 

地元ケーブルテレビのMさんから電話があったのは2週間ぐらい前のことでした。

 

私が行っているクラブをケーブルテレビで紹介できないだろうかというのが、その電話の内容でした。

 

取材を受けることは大歓迎だけど、子供たちに取材にあわせた行動をとるように指示を出すことはしないので、取材当日の状況がどうなるかは保証できないと答えると、私のブログを読んだことがあってクラブのことをいくらかは知っているらしいMさんは、それでも構わないと言いました。

 

次の週にMさんはクラブの様子を見に来ました。

 

参加者は、小2:1人、小4:1人、小6:6人、中1:1人、の男の子9人でした。

 

クラブの最初に、子供たちに取材についてMさんに説明してもらいました。

 

Mさんはクラブの1時間30分の間ずっといて、子供たちの様子を見たり私にクラブのことを聞いたりしていました。

 

〇取材当日

 

参加者 ~ 小2:1人(男)、小3:1人(男)、小4:1人(男)、小6:7人(男5女2)、計10人。

 

17:30 仕事を終えて体育館へ行く。小2と小6の兄弟がすでに来て待っている。

 

17:40 ケーブルテレビのMさんが機材を持って現れる。

 

17:50 小3と小4そして小6の男の子たちの5人が来る。

 

18:00 小6の女の子2人が来る。

 

18:10 子供たちを集めて、私とMさんとで取材について話をする。

 

18:12 話の最中に小6の男の子が来る。

 

18:15 クラブを始める。

 

18:55 休憩をする子供たちに、Mさんがインタビューを始めると、そこに子供たちが集まってくる。

 

19:10 かくれんぼが始まる。ある小6の男の子は1人でバスケをする。

 

19:20 バスケをしている男の子がインタビューを受けているところに、他の子供たちが集まってくる。

 

19:25 子供たち全員による自己PRの収録が始まる。

 

19:35 いつものように集まって、クラブを終える。そして、私へのインタビューが始まる。

 

・・・まずは何人集まるかが気になるところでした。2~3人でもクラブを行うことには問題ないのですが、番組づくりにはちょっと寂しすぎます。

 

男の子ばかり7人が集まったところで、ある小6の子に「あとだれか来るって言ってた?女の子たちはどう?」と訊ねると「女子は映るのいやだと言ってた」と答えたのですが、その当の男の子も体育館の倉庫の中にいて「映るのやだなあ」と言っています。

 

今日はこのぐらいかなと思っているところに、小6の女の子2人がやって来て、さらに集まって話をしているところに小6の男の子が1人姿を見せて、参加者は10人となりました。

 

多くはないけど、10人いれば体裁も整います。中学生とかも来て欲しかったけれど、この2~6年の間ずっと参加し続けてくれている小学生たちで撮影が行われるのも意味深いことなのかも知れません。

 

最初に子供たちを集めてMさんに取材について少し説明をしてもらいました。団体紹介のコーナーの3~4分ぐらいの放送で、放送の最後には参加者全員で団体の自己PRをしてもらうのが定番になっているという事でした。

 

私は「取材だからと言っても特に変わったことはなくて普段どおりにやればいいよ。自己PRも君たちに任せたからね。クラブの間に相談できたらしてみてね。それからMさんも今日はクラブの参加者の1人だからね。一緒に今日のクラブをつくっていくんだからね」と話しました。

 

話が終わると、子供たちはいつもの様に活動を始めました。

 

体育館の半分では小6の男女4人がバスケの試合をして、もう半分では残りの6人でサッカーの試合をしていました。

 

人数はなんとか揃ったので、次の気がかりは自己PRが自分たちでできるかどうかという事になりました。

 

40分ぐらいが過ぎて、1人の男の子が壁際に座って休憩を始めると、Mさんはその男の子にカメラを向けてインタビューを始めたのですが、それからクラブが終わるまでの30分ばかりの間に起こったことが、なかなか面白かったのです。

 

まずは、しゃがんでインタビューをしているMさんの周りに数人の子供たちが集まってきました。

 

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取材の様子をじっと見ています。(なんだか不思議な光景でした)

 

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それから、何故か、かくれんぼが始まったのですが、小6のある男の子だけは誘われても仲間には入らずに1人でバスケをしていました。

 

みんなが隠れてしまったので、広い体育館の中には、私とMさんと小6の男の子の3人だけになりました。

 

私はMさんに「自己PRはうまく行かないかもしれないね。でも、まあ、あと20分あるからね。まだどうなるか分からないけどね」と言いました。

 

(その後で、倉庫に隠れている小6の子に「自己PR、無理かなあ」と私は言ったようにも思うのですが、記憶は定かではありません)

 

Mさんが1人でバスケをしている男の子にインタビューを始めると、やがてそこへ子供たちが集まってきました。

 

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「自己PRができなかったら放送はだめかなあ」

 

「来週は?」

 

「来週は予定があるけど、自己PRができるまで取材に来てもいいよ」

 

「自己PRやる? どこの場所がいい?」

 

Mさんと子供たちのそんな会話が聞こえ、それから子供たちはMさんと一緒に体育館の中央に移動しました。

 

カメラを前にして、持ち出した遊具の大きな箱に小6の男の子3人が腰掛けて、その後ろに他の子が並んで準備ができたのですが、台本もないので戸惑ってもいるようだし、ふざける子もいたりしてなかなかうまく始まらなかったのですが、やがて小4の男の子が「みなさん来てください」などと言ったりして、ちょっとPRぽくなりました。

 

それから、同じ男の子が「毎週木曜日とかは?」と言ったのに対してMさんは「時間とか場所も言うといいね」と言いました。

 

そんなこんなでPRらしいことができたのでMさんが「これでいい?」と訊くと「もう1回!」という子供たちの声が聞こえて、たぶん全部で3回ぐらいはやり直していました。

 

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めでたし、めでたし。