bunbunの記

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言わないということも

 

いつもクラブに来ていた高学年の男の子が数ヶ月前からぴたりと来なくなりました。

 

彼が最後に来た日のクラブが終わった後に「あること」があったので、詳細は分からないけど、なんとなくその理由が分かる様に思っていました。

 

ところで、今日の夕方に私は久しぶりに地元の体育館で毎週土曜日に行われているミニバスミニバスケットボール)教室に行きました。

 

ミニバス教室と言っても、やって来るのは小学生だけではなくて、中学生や高校生や大人までもいるちょっと変わったクラブなのです。

 

体育館には、数ヶ月前からぴたりと来なくなったあの高学年の男の子がいたので、「気が向いたら、いつでも来んさい(来なさい)」と言った方が良いのだろうかと思ったのですが、言いませんでした。

 

やっぱり、そんなことは頭の中に思うだけで言わない方がいいと感じたのです。

 

このミニバス教室では、そのときの参加者に応じたチーム編成でバスケの試合が行われます。

 

今日の教室では、小学生の低学年などによる試合と、もうひとつは大人4人と高校生1人と中学生3人と小学生の高学年2人の10人による5対5の試合が行われたのですが、相手方のチームにはあの男の子がいました。

 

8分間を2回した試合では、私は5~8本のシュートをすべて外したのですが(すべてリングには当たったのに・・・)、最後の2本はなんとか決めることができて、試合が終わったときにあの男の子が「おっちゃん(私のクラブでは私はそう呼ばれています)も、まだまだ現役だね」と言う声を聞いたときに、やっぱり言わなくてよかったと思いました。

 

試合の前に「気が向いたら、いつでも来んさい(来なさい)」とその男の子に私が言うのと言わないのとでは、試合における私と彼との関係性は微妙に違ってしまうのだと思うのです。

 

言わずにやる・・・

 

具体的な表現が(能力的に)できないのですが、私は私のクラブと、そしてクラブ以外の場においても、「そういうこと」をしているのだと思うのです。

 

とにかく、少なくとも今日の場合は余計なことを言わなくてよかったと思ったのです。