bunbunの記

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今日の日記(オートマティスム:自動書記的な)

 

広島菜の出荷が終わった。全部で900kgほどだった。圃場準備でぎっくり腰になったり、その他にもいくつかの災難に見舞われたような広島菜の栽培だったけど、なんとか出荷までこぎつけることができた。たぶん肥料代と農薬代ぐらいは出ると思う。労賃はゼロだろうけど、とりあえずはほっとした。これで作付けをした全ての作物(ピーマン、ツルムラサキ、インゲン、ケイトウ、エゴマ、広島菜、米)の出荷を終えたことになる。今年は例年にない天候不順の年だったそうで、そんな年に農業一年生をやり終えたのだから、まあたいしたものだと自分で自分に言っておく。めちゃくちゃに大変な春からのこの8ヶ月だった。めちゃくちゃに大変だったけど、これまためちゃくちゃに儲からなかった。農業の現状というものを実体験することができた。中山間地における農業振興とか若い人よぜひ田舎で農業を!なんて簡単に言ってるのはみんなうそつきだと思った、と、どさくさにまぎれて書いておく。もっともっと工夫が必要だと実感した。この冬にはしっかりと準備をして、来年はなんとかいくらかの結果を出したいと思っている。がんばるぞーと決意を新たにはしているのだけど、それにしても次第に老化を感じる歳になった。そういえば、今日の昼ごはんのあとにユーチューブを観ていたら、ピーター・フランプトンという初老のミュージシャンがギターを弾きながら歌っている動画を見つけたのだが、まてよ、ピーター・フランプトンって自分が高校生だったころにはちょっと有名だったあのちじれっ毛の若い長髪の人ではないかと思って調べたらやっぱりあの人だった。誕生日を見れば自分より11歳年上なのだけど、11年なんてあっという間に過ぎて行くのだから、自分もあっと言う間に初老となっていくのだなあと思いながら昼寝した。