bunbunの記

カテゴリー クラブB&J、活動の様態、私的な事々、非日常的な、奇妙な偶然、その他

行くもの、残るもの、新たに来るもの

 

2月1日(木) 中3:1人、高1:1人、高2:4人、計6人(男)

 

厳しい寒さが続きます。

 

1週間ほど前に降り積もった雪はこの寒さではほとんど溶けることもなく、天気予報によるとまた次の強い寒波がやって来てその上にさらなる雪を降り重ねるらしく、数十年ぶりに根雪という言葉がこの地域に暮らす人々の口から出ているのではないかと思います。

 

こんな状況だと地元の子こそ体育館に行きにくいのかもしれません。

 

まずやって来たのは高2の男の子が2人。

 

それからお家の人の運転する車でやって来た中3の男の子。

 

30分ぐらい経ったころに高2の男の子が2人やって来て、クラブの残りも30分を切った頃に高1の男の子がやって来ました。

 

その5人の高校生のうちの4人は高校の寄宿舎で生活していて、残りの1人は隣町(今は同じ町だけど平成の合併前までは隣町だった)に家がある子です。

 

「もうすぐ高校入試だね」

 

「うん、けっこうよその高校に行くもんがおるよ。TはM高専だし」

 

「へー、Tは高専なんだ。なんだか意外だなあ。OくんはO高だよね」

 

「RちゃんもUさんもだよ」

 

「昔はO高校ってあんまり行かなかったけどね」

 

「理数科があるからね」

 

「昔は理数科って言ったらH高だったけどね。ここの高校って今年は定員と比べてどうなの」

 

「定員より多いらしいよ。よそから野球部にもけっこう来るみたいだし。新しい監督も来たしね」

 

今回のクラブでは地元からの唯一の参加者である中3の男の子と私は2人で(別々に)バスケ練習をする合間に、ちょっとだけそんな話をしました。

 

隣のコートでは高校生たちがバレーボールをしています。

 

1人を除けばみな町外(県外もいる)からやって来ている子供たちです。

 

そのうちの2人は所属する運動部練習時間も比較的少ないようで、いつも早い時間にやって来てバレーの準備をして、他の子供たちが部活を終えるのを待っています。

 

しかも、その2人がバレーをすることに特に熱心な様子も感じられます。

 

面白いことです。

 

もし高校に入学する者が地元の子供たちだけであったなら、今のように高校生たちがこのクラブに連れ立ってやって来ることはなかったのではないかと思います。(あったかもしれないけど)

 

小2の終わりの頃から小学校を卒業するまでずっと10人ぐらいでやって来ていた子供たちもこの春には高校生になります。