11月15日(木) 高2:3人、高3:7人、計10人(男)
今回はちょっと少なめの参加者でした。
「今度、ここでやるバレーの大会に出るんですよ」
クラブが始まってすぐに、高3のS君が私に言いました。
「それって、社会人の大会?」
「そうです」
「へえ、そうなんだ。なんでそうなったの?」
S君の隣にいた同じく高3のU君が代わりに答えました。
U君やS君の話を聞いても知りたいことが今ひとつ見えて来ないので、私のバスケ仲間でもありバレーボールもしているN君(こちらは大人)に電話してみました。
「今、クラブやってて、高校生たちがここであるバレーの大会に出るって言うんだけど、どうしてそうなったの?」
「それはですね・・・(云々かんぬん)」
「なるほど、なるほど」
そのクラブの2日後の土曜の夜に地元のバスケ関係者の忘年会があって、そこでさらにN君に教えてもらったのですが、それらの話と私がこの3年近くの間見てきたことをまとめてみるとこんな感じになります。
【私がクラブで見てきたこと】
○ 中学3年のときに私のクラブに来ていた男の子たちが高1になったのが今から2年と半年前のこと。
○ その男の子たちは高1になっても続いてやって来たのだが、そのなかには郡外や県外から入学した数人の子供たちが新たに加わっていた。
(中学校を卒業してもまとまった人数で引き続いてクラブに参加したのはこの学年が初めてでもあった。小・中学生の参加者が減っていくところに、これまでにはなかった高校生たちの参加が始まって、今では高校生たちだけのクラブになっている。彼らがいなければこのクラブは終了していたことであろう)
○ 中学生のときは主にバスケをしていた男の子たちが、高校生になるとバレーを始めた。
○ この3年間を通じてずっと変わらずにクラブにやって来てバレーをしているのは、地元の子よりも郡外や県外から入学した数人の子どもたちであった。
【(大人の)N君から聞いた話】
○ N君たちは年2回、バレーの大会(交歓会のようなゆるやかな大会)をずっと開催しているのだが、去年から高校生たちがチームをつくって参加している。(だから、今回が初めてではない)
○ あるとき、S君(私に、バレーの大会に出るんですよ、と言った子)が、何かのきっかけでN君たちが行っているバレーの練習に参加し、それからS君が呼びかけてチームをつくり、大会参加となった。(チームをつくると言っても、おそらく私のクラブに来ている子供たちがメンバーなのでしょう。なんのきっかけでS君がバレーの練習に参加したのかも知りたかったけど、これは聞き逃した)
○ N君は、N君たちが毎週の夜に行っているバレーの練習に高校生たちも参加すればいいと思うのだが、バレーを中心的に行っているのは寮生たちで門限があってそれがかなわないのは残念だと思っている。(N君曰く「だから、彼らがバレーができるのは○○さん(私のこと)のクラブのおかげだと思いますよ」)
(まとめは以上。クラブでの彼らのバレーボールは楽しみだけではなく、大会参加に当たっての練習でもあった訳です。知らなかったなあ)
S君からバレーの大会参加の話を聞いたときに、高校に男子のバレー部があるわけでもなく、S君をはじめとした私のクラブでのコアなバレー実践者たちのほとんどは県外などから来た者たちで元々はこちらの地元とのつながりもなく、また他のクラブ参加の地元の高校生たちも社会人のバレーと関わりがある子はいないと思っていたので、とても意外に感じました。
そして、同時に、遠方からこの田舎の高校に入学した彼らが、バレーボールを通じて学校の外の世界と(自分たちの意思によって)つながっていたことがうれしかったのです。
・・・
先週の日記は、「長年の参加者である女の子とその近所の親子連れ➁」というタイトルで、またいつか続きが書けるのではないかと思います。
やって来たのは「子連れの女子高生」ではなくて、大人の女性でした。(体育館の中にたくさんの高校生たちがいて、その中には女子高生たちもいて、そこに突然に小さな女の子と女の人が入って来たので、ふとそんなことを思ったのでした)
そして、その親子(母親と小1と保育園児)を誘ったのは、小6の女の子でした。
先週のクラブで、その親子と一緒に帰るときに、小6の女の子は「また来週も来れるよね?」と母親の方に話していました。
その小6の女の子は低学年のころから数年前まで4歳上の姉と一緒に時々参加していて、今でも参加したいようなのですが、最近では小学生の参加が(小学生だけでなく中学生も)全くないので、誘える誰かを求めているのだと思います。
(この1年ぐらいの間に3回ほど、それぞれ別の年下の子を連れて来たのだけど、最初の2人は1~2回来ただけで終わり、今回やって来たのは3回目の小1の女の子とその母親と妹なのです)