bunbunの記

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お別れの前に

 

12月20日(木)

 

高1:1人(寮生)、高2:1人(寮生)、高3:10人(地元5、寮生5)、計12人

 

【 午後6時前 】

 

体育館に行くと、高3の2人(地元と寮生)が先に来て入り口のところで私が来るのを待っていた。

 

・・・高校生たちが先に来ているのは最近では珍しこと。

 

体育館シューズを忘れていることに気がついて「先に始めといて」と、入り口の鍵を彼らに預けて帰宅する。

 

・・・シューズを忘れるなんてクラブを始めて12年間でたぶん初めてのこと。

 

体育館に戻ると、高校生たちは奥の方の大人用のバスケットボールのリングの高さを調整している。

 

・・・固定式である入口側のとは違って、反対側の奥の方のリングはリモコンで昇降するもの。いつもは上がった状態になっているのだけど、この日はたまたま下ろしたままになっていた様子で、そんなことも12年間でたぶん初めてのこと。

 

高3の男の子(地元)が、「ウオー」だったか「いえーい」だったか、雄叫びを上げながら体育館に入り、先に来ていた同級生たちのところへ向かう。

 

・・・近づいて聞いてみると、採用試験で次点だったのが辞退者があって就職が決まったと言う。

 

他の高校生たちもやってきて、全員でのフルコートのバスケットボールの試合が始まる。

 

・・・いつもは体育館の半分で固定式のリングを使って攻守を交代しながらやっているので、フルコートでのバスケの試合は初めてだと思う。

 

【 午後7時頃 】

 

地元の高校生たちがそれぞれ帰宅する。

 

【 午後7時30分頃 】

 

地元の卓球クラブが来たので、バスケが体育館の半面でのフットサルの試合に変わる。

 

高3の寮生が1人、寮へ帰る。

 

・・・帰り支度をしている彼に、卒業後は決まったのか、と聞くと、(関西の)地元に戻って就職するとのこと。

 

【 午後8時頃 】

 

高1と高2の2人は寮へ帰る。

 

・・・高2の子に、高3たちが卒業したあとのクラブはどうなるのかね、などと話をする。

 

高3の寮生たちはフットサルをやめないので、門限はいいの、と聞くと、今日は先に夕食を済ませたのでまだ大丈夫だと言う。何時までやるの、と聞くと、8時30分まで、と言うので、おなかも空いたし8時15分までにして欲しいと伝える。

 

【 午後8時15分 】

 

高3の寮生たち(4人)は帰り支度を始める。

 

「明日は終業式だね」

「はい」

「年が明けたら自由登校になるね」

「はい」

「お正月以外の木曜には毎週やってるから都合があえばまた来てね」

「はい」

 

その後もリモコン式の方のリングの下あたりで、なにやら会話を続けていてすぐには帰りそうになかったので、なじみの卓球のクラブ(12年間ずっと午後7時30分になると体育館の半面で練習を開始していた。木曜日の練習はこの春から中断していたが最近また復活)の指導者もいることだし、高校生たちに声をかけて先に帰宅する。

 

「先に帰るからね。忘れ物ないようにね。それじゃあね」