7月9日(木) 高1:2人、高2:7人、高3:1人、大人1人、計11人
たまにではあっても13年もやっているので同じような光景は何度も目にしている。
体育館に行くと入り口へ上がる階段のところに座って待っている数人の姿が見えた。
かっては小学生だったのが最近はずいぶんと大きくなったのだけど、昔も今も、こういう日には学校で「クラブへ行こうぜ」と盛り上がったりしているのだろうか。
「はい、鍵」
階段下に車を着け、窓を開けて一人の子に入り口の鍵を渡し、後進して車を駐車スペースに止めて、体育館に入ろうとしている姿を数えるとそこには6人。
体育館に入って窓を開けていると、高卒2年目の社会人のSくんが奥の方からバスケットボールをつきながら私のいる方へ近づいて来るので、高校生ばかりと思っていたあの6人のなかにはSくんもいたのかもしれない。
奥の方のコートでは、1ヶ月半に渡るコロナによる体育館利用自粛要請が解けたばかりの5月下旬とその次の週の2回ほどやって来てバレーボールのゲームをした高2の4人と、同じく高2で新顔(おそらく)の1人はバレーボールのネットを張り始める。
それから、高3で常連のTくんと、最近はよく2人でバドミントンのゲームをしている高2のOくんとAくんと、4月の入学式の日とその次の週の2回ほど来た高1で寮生のMくんとO’くんがほぼ同じ頃にやって来て、バレーボールのゲームに加わった。
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大人のSくんは隣のコートでひたすらに1人でバスケのシュート練習を1時間。
それから帰り支度を始めたSくんは「ちょっといきなり上げ過ぎちゃって。これ以上やったらけがしてもいけんし帰ります。週末は野球のあとにバスケしたし、火曜にもバスケしたんで」とのこと。
私は2時間のバスケの練習。
1人でも長時間の練習が飽きずにできるということが、このクラブの興味深いことのひとつだと私は思っている。