bunbunの記

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9月15日(火)

我が家に4枚(4圃場)ある中で最も広い1枚目の稲刈りを「4時間ほど」で終える。

 

今年は稲作に関わるすべてのことを自分でやった。

 

コンバインは中古ではあるけど自分の所有。

 

まだ3枚ほど残っているけど、これで春先の耕起から農協への出荷までのすべての課程を経験したことになる。

 

「ここまで来るのに60年かかった」と、夜の犬の散歩時に女房に言う。

 

そのことの説明はここにはしない。

 

去年の稲刈りは酷かった。

 

いつもなら2日で終わることが、何日たっても終わらなかった。

 

あのときは、途方に暮れてすべてを投げ出したくなったりもしたのだけど、今は、変化のためには痛みが必要だったのだ、と思っている。

 

 

2019年

 

9月15日 

 

これまで20年近く稲刈りをやってもらっていて、今年もお願いしていた近所のO氏が高齢等で稲刈りができないと言う。

 

9月17日 

 

親戚のS氏のコンバインを借りて自分でやり始めたが、すぐに詰まって(作業中断)1枚目の田を2周だけ刈って1日が終わる。老朽してゆっくり動かさないとすぐに詰まってしまうこの機械を使いこなす自信がなく返却することにする。

 

・・・修理代 4,860円

 

9月18日 

 

O氏の家の稲刈りが終わる。雑草が多く稲刈りに苦労した様子。今年は田植え前の除草剤を散布する時期に水が少なくて除草剤が効かずに雑草に苦労した家が多かった。(残念ながら我が家も同じ)

 

明日からO氏のコンバインを借りることになる。

 

9月19日 

 

籾満杯のブザーの後、もう少しだけと刈り続けたら詰まる。作業中断。これは自分の責任。

 

・・・修理代 11,966円

 

この日、ようやく1枚目の田が終わる。

 

9月20日 

 

2枚目の田をやっている途中にベルトが外れ修理依頼。作業中断。これは老朽化によるものだと思う。(業者に頼まなくても簡単にもとに戻せることだったけど、このときの自分では知識的にも余裕的にも無理だった)

 

・・・修理代 3,240円

 

9月21~24日 

 

降雨で稲刈りできず。

 

9月25日 

 

2枚目の田再開。機械は古いし雑草は酷いしでなかなか進まない。

 

9月26日 

 

2枚目の田を終えたところで大きな故障。持ち帰り修理。機械老朽化による故障とのこと。このコンバインも諦めるしかなくなる。

 

・・・当然、修理代はO氏の負担

 

9月27日 

 

中古のコンバインをJAから借りることにする。(そして購入を決断 1,180,000円)

 

9月28日 

 

3枚目の田を終え、4枚目の田へ。

 

9月29日 

 

4枚目の田を終え、長い稲刈りが終わる。どの田も雑草がものすごかったがこの田が一番悪かった。刈り取った稲と一緒に湧き上がってくる雑草をコンバインの座席からひたすら取り除きながら稲刈りをやり続けた。 

 

 

・・・記録を見ると、この稲刈りの合間の数日には広島菜の定植もやっている。