広島菜の定植、第2段。
植栽面積は前回と同じ。
害虫の薬と病気の薬は昨日撒いておいた。
まずは、薬の撹拌と畝の整地をかねて、レーキで畝の両肩の土を中央へ向けて寄せて行く。
1週間ぐらい前までは耕すと土煙が上がっていた圃場も先日の大雨で様子が変わり、レーキを打ち下ろすと12本ほどある爪の間に土の塊が粘りつき、さらに打ち下ろせばそこにまた土がついて、重い塊を持ち上げては打ち下ろすという悲しい作業となる。
(ここで昼休憩)
それから動力噴霧機を背負って、畝全体の除草剤散布。これは生えている雑草を枯らすのではなく、これから生えようとする雑草を生育させない薬剤。
そして定植。今日は女房がいるのでさくさくと終了。
広島菜が終わると今度は白ネギ。
昨日、白絹病の症状を確認したのでその治療薬(予防薬でもある)の散布をする。
この薬剤は通常の倍ぐらいの量を散布しなければならない。
動力噴霧機を背負って後ろ向きに歩きながら、ネギの根元に向かって薬剤を散布するのだけど、列の両方の側に散布してさらに残ったので列の片側だけもう1回散布したので、600m(20m×10列×2方向+20m×10列×1方向)のとてもよい運動になって疲れた。
追記
農業を始めて、たくさんの薬剤に頼らざるを得ない現実を知った。これでも若い頃には自然農法にも関心があって、その筋では有名な奈良の自然農法家のKさんを訪ねたこともあったのだけど。(どういうご縁なのか3回も訪問することになった。2回は私的な旅行の途中で、1回は研修旅行での夜のことだった)