bunbunの記

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神秘主義者じゃないですよ(たぶん) / 恐るべし『学び合い』

神秘主義者じゃないですよ(たぶん)

 

今朝のことです。

 

夕方からの中学校での会議のため朝日新聞に掲載された『学び合い』の記事をコピーし、『学び合い』とはどういうものかが書かれた箇所と、小学校向けの教育方法と思われてもいけないからと、記事の中の「長野県生坂村立生坂中」の文字を赤鉛筆でかこんでいて、気が付きました。

 

昨夜、写真とともに北アルプスの様子を紹介された日記に引き寄せられて、初めて生坂中の校長先生とコメントのやり取りをしたばかりだったということを。

 

こういうことは何度もありました。

 

去年の3月1日(土)に2回目の話し合いの結果、PTA会長を受けることにしました。

 

2回の会合のなかで自分がバスケクラブで行っていることや、来年度のPTA研修会にある先生(西川先生)を招けたらとも考えていると話す場面もありました。

 

3月3日(月)の昼休み、益田市教育事務所に勤務している知人に電話して、会長を受けたことを話し、「○○さんも西川研究所の内地留学を終えて帰ってくるし、西川先生が島根に来られるかもしれない」と話しました。(この時点までに先生の来県の話しなどまったくありませんでした)

 

夕方、西川先生のブログを開きました。そこには、「08.03.03.〔報告〕今日17:45 今日は穏やかな日でした。また、8月1日に島根の益田で会をすることが決まりました。相対的に穏やかな日です。」とありました。

 

インナーネット(インターネットでなし)で先生に「17年前の3月3日、われわれの結婚の日も相対的に穏やかな日でした」と送りました。

 

最後に引用を

 

とくに身体的「同期」(シンクロニシティ)がたいせつなのである。(中略)スティーヴン・ストロガッツの『SYNC−なぜ自然はシンクロしたがるのか』によると、「ものごとを同期に向かわせる傾向は、原子から動物、あるいは人類から惑星にいたる広大な宇宙で、最も広範に見られる『動因』の一つである」。

長期的に同室にいる女性の友だちや同僚は月経周期が同期することが知られている。月の自転周期は、地球の潮汐作用の影響を絶えず受けることで、公転周期を調整してきた。だから、月は現在地球を回るのとまったく同じ周期で自転している(そのせいで地球からは「月のウサギ」模様しか見えない)。

こういう根源的な趨勢については「どうして?」というふうに問いを立てても無駄である。「どうしてものは同期するのか?」という問いの形式自体が、「問いと答えが同期すること」をめざしているからである。(2006.12.06 ブログ「内田樹の研究室」)

 

 

恐るべし『学び合い』

 

開催時間の30分前には中学校へ行き、校長室にて校長先生・教頭先生と、昨年朝日新聞に掲載された『学び合い』の新聞記事のコピーを見せたりしての会話。

 

6時30分から副会長を交えてのPTA三役会。

 

三役会終了後、地元Y高校の教頭・事務長そしてY高校教育振興会の事務局である役場職員の3名を迎えての意見交換会。内容は魅力あるY高校をつくるために、町内中学校PTAの意見を聞こうと言うもの。

 

いっぱい話しました。すっきりしました。押したり引いたりしました。

 

最後に中学校長の「子供たちのそれぞれの能力を引き出して・・・」を受けて、「誰もが同じように持っている能力と言うのは、学ぶ力、学び合っていく力なんだと思う。もし、その力が出せないとしたら、それはその能力がないのではなく、何かが制限しているんだと思う。その学ぶ力、学び合う力を、誰もが発揮している学校が魅力のある学校だと思う。」と言いました。

 

自分にこんな場でこんなに話す能力があったなんて。

 

数年前なら構えてしまって言いたいことの半分も言えなかった。

 

いえ、能力がなかったんではないのです。何かが制限していたんです。

 

2年前に『学び合い』に出会い、『学び合い』の考え方でのバスケクラブの指導を始め、その中での子供たちの様子をずっと見続けている間に、自分を制限している何かがそっと立ち去っていくのを感じていたのですから。

 

意見交換会でも新聞記事を出し、自分のクラブの話もしました。)