bunbunの記

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なぜクラブをやっているのか(その2)/ブログ始めました

「なぜクラブをやっているのか(その2)

新年度の練習初日。今日から上級生チームに上がるT子が「コーチ、新しい子が入ったからまた教えることができるね。私たちは上級生チームに行くから。」と言う・・・。

 

小学生のバスケットボールクラブに通い始めて4年目を迎えた4月8日、2年生と3年生の8名が新たに入部してきました。

 

(数ヶ月前から書き始めていた練習日誌をざっと読んでみると、最初のころは自分が何を仕掛ければ良いかに苦労している様子が見受けられます。)

 

そのころの印象的な光景として・・・。3年生のある女の子が、バスケットシューズの紐が上手に結べないので、私のところに結んでもらおうとやって来ました。友だちに教えてもらうように言うと、友だちのところには行かず、一人体育館の片隅で何度も結んでは解いてを繰り返していました。やがて、私の横に来ると黙って靴の紐を結び、私を見上げ、そしてみんなのところへ行きました。

 

(初めは、相手をして欲しがる子にはパスをしてやったりしていましたが、あるときから、良いチームになるまで相手はしないと子どもたちに宣言しました。)

 

子どもたちで試合をするのに、ワンマンプレーをする男の子がいて、それに対して女の子が引いてしまったりして、5分と続かなかったのが、いつのころからか(数ヶ月は掛かったと思います)、いつまでも続くようになっていました。ワンマンプレーをしていた男の子もパスをまわすようになりました。そして彼の表情が柔らかくなっていることに気づきました。

 

この1年間では、少々ぶつかっても、鼻血が少しぐらいでても、誰も泣くようなことはありませんでした。ある日、3年生の女の子が鼻血を出し、壁際に座りました。私は遠くから見ていました。2年生の女の子が近づいて、その子の顔を覗き込んだ後、トイレから持ってきたトイレットペーパーをその子に差し出していました。

 

「もっと指導をして欲しいという声が出ている」と言われたのは、10月のある日のことでした。

 

ついに来たかと思いました。「自由にやらせたい気持ちは分かるが、子どもは教えてやらなければ分からない。今の状態を続けて来年4月から上級生チームに入ったんでは子どもたちがかわいそう」と言われるのに対して「言われることはよく分かる。子どもたちと相談する。次の練習を見て判断して欲しい」と答え、子どもたちを集めました。

 

(この日は水曜日でした。翌々日の金曜日、練習に出かける前に初めて西川先生にメールを送りました。以下は、先生へ送ったメールの一部です)

 

『・・・(集めた子どもたちに言われたことを話してから)「4月からのこのやり方で

誰もが成長したことはよく分かる。ただ、まわりから見たらとても認められない練習風景だと思われたのも当然だ。今からの練習によって周囲を納得させることができなければ(自分はこれまでのやり方を変えるつもりはないから)、私はここをやめなければならないかもしれない。」と話しました。

(注 一人で抱え込まず、問題を子どもたちと共有したということです。)

 

家に帰ってから考えることは、プラス方向のことばかりでした(不安がないと言ったら嘘になりますが)。なるほどなあと思いました。普通、自分が正しいと思ってやっていることを批判されたら、落ち込んだり、腹が立ったりして、非生産的な考えが堂々巡りするものですが、そのようなことがありません。次の練習で子どもたちに、こうも言える、ああも言える、というようなことばかり考えていました。

 

これから、練習に向かいます。期待と若干の不安とが交錯しています。

 

以上、つたない内容の文章をお送りして申し訳ありません。

 

ただ、先生への報告とお礼を行った後に今日の練習に臨むということに、必然性があると感じましたもので、実行させていただきました。』

 

(次は、その金曜日の練習後に西川先生に送ったメールです)

 

『子どもたちはとても良く練習してくれました。○○(役目上、代弁をされた人)もいつになく早くから来てクラブ全体の練習を見ていましたが、子どもたちだけであれだけ練習されたのでは再度の批判は言えないだろうと思いました。子どもたちの行動にとても感謝しましたが、同時に、無理があるとも感じました。今日の2時間の練習時間で、いつまで続くだろうかと見ていました。1時間ぐらい経ったころ子どもの一人が練習の輪から離れて一人で練習を始めたことに、終始練習を仕切っていた子が腹をたて、二人の間に少しいざこざが起こりました。それを見て、少しほっとしたりもしました。』 

 

1年間、自分も子どもたちも四苦八苦の日々だったと思います。ここには書けない残念なこともありました。

 

・・・しかし、地元学校の先生などにブログの宣伝をしたその日に、こんな(同じく)四苦八苦な文章を載せて良かったんでしょうか。

 

それでも書きます。次回は年度後半の話になるでしょう。

 

今日の作文はなんだか疲れました。(スムーズに書けなかった。やれやれ。)

 

 

ブログ始めました

 

「この度、ブログを始めました。『学び合い』のブログのグループに参加しての、ブログ開設です。たくさんの教師がリンクをはっておられます(保護者などもおられます)。ぜひ、ご覧ください。」

 

本日、上記のメールを送りました。送り先はすべて私が住んでいる盆地内で、まずは昔のとなり村、I小学校のN先生(息子が小3のときの担任で数年ぶりにこちらにもどって来られました)。それから、地元Y小学校のU、M、K先生(3名とも私の同級生でかっての女子。なんという年齢構成!)。最後に、地元I中学校の諸先生方(すみません、私がPTA会長です)。

 

それから、町の教育委員会学校教育課○○係長から電話がかかってきたので、「ブログはじめたよ。教育長と学校教育課長にも伝えてね。」

 

以上、本日の活動報告でした。

 

追伸 今から集落の常会です。明日はPTA役員会、木はクラブ、金はPTA監査会。結構多忙です。「なぜクラブをやっているのか(その2)」はもう少し先になりそうです。