bunbunの記

カテゴリー クラブB&J、活動の様態、私的な事々、非日常的な、奇妙な偶然、その他

夜は眠らない / 『学び合い』に出会う(その1・その2)

夜は眠らない

 

昨夜11時、職場からコンピュータシステムがおかしいとの電話を受けました。

 

連絡を受けたシステムの保守業者が深夜2時過ぎに、2時間かけて、交換の製品を持って来ました。

 

午前6時前に無事交換が終わり、システムは正常に作動しました。

 

交換品が間に合わないなどにより復旧が遅れたまま、その日の業務が始まることを考えるとぞっとします。

 

いったん帰宅し、朝食をとって再び出勤し昼前に帰り、夕方まで寝ていました。

 

『学び合い』に出会う(その2)

 

1月19日(練習日誌を書き始めた日です) 

 

壁際に移動させ合図でフリースローサークルへ走りみんなですばやくきれいな円をつくることを繰り返させる。面白がる(「面白がる」・・・読みながら悲しくなります)。

 

1月26日

 

〇〇が人の手が目に当たったと、壁際に行きしばらく泣いていた(誰彼となく、良く見られたこのような光景が、4月以降はまったくなくなりました)。

 

1月28日

 

『ある実験では、逆上がりのできない子どもは反復して練習することで「逆上がりができない運動スキーマ」を形成していることが分かっている。』(何かで読んだ文章を記しています)

 

1月31日

 

体育館へ行くと〇〇が「(体育館に)早く来て、遊ばんこう、みんなで練習したんで」と言う。

 

2月2日

 

練習後半ステージに移る。練習を考えてやるように言う(おっ・・・)。結構いい感じで練習を考えてやっていたが、やはり集中していかない。いつものおふざけが始まり、学級崩壊状態(がくっ・・・)。

 

2月9日

 

終わりにレイアップシュートの練習。うまくできない〇〇が「コーチなんかアドバイスしてよ」と言いながら、何度も何度も繰り替えす。

(このころから、次年度の準備として練習時間のうちの何十分か、上級生チームの指導者が低学年の指導を始めました。そのためにその間自分は全体の練習の様子を観察することができるようになりました。)

 

2月14日

 

『一番恐いのは子どもにサッカーとは流動的なfluidではなく固定的solidだというイメージを植え付けることである』(あるブログに書かれていました)

 

3月4日

 

『「聴く」というのは、なにもしないで耳を傾けるという単純で受動的な行為なのではない。それは語る側からすれば、ことばを受けとめてもらったという、たしかな出来事である。』(鷲田清一

 

3月28日

 

今日は練習前と休憩時間に子どもと1対1をして遊んだだけであとは見学(低学年も上級生に交じって練習を始めました)。

 

来期からは『学び合い』を取り入れたい。

 

3月30日

 

男子の指導者が来なかったので、練習をずっと見る。何も指示はしない。決められたいつものメニューを自分たちで進めていく。(自分にとって)とても充実した2時間であった。

 

4月4日

 

新人(低学年)が入部する。

 

『「良き姿」とはどんなものでしょう。それを描き出せるのは誰でしょう?我々の考え方の根本は、子どもたちは有能だという揺ぎない確信です。我々は「良い姿」を子どもたちから学ぼうとしています。そのため我々は子どもたちに学ぼうという願望を持たせ、彼らが自分で判断し実行できる環境を整えます。』(西川純)

 

『学び合い』に出会う(その1)

 

2年前の3月下旬に新聞の朝刊で『学び合い』に出会いました。

 

その年の1月から当時所属していたバスケクラブの練習日誌を書き始めています。

 

それは、バスケクラブに通い始めて3年目を終えようとするころでした。

 

日誌を書き始めたころにはまだ、有効な練習方法はなんだろうかと考え、工夫しながら、いろいろと子どもたちにやらせている自分の様子が書かれています。

 

実際、クラブに参加した当初から、自分なら子どもたちが生き生きと取り組むことができ、本当の意味で上手になれる練習を与えることができると自惚れていました。

 

パスの相手をしたり、一緒にドリブル競争をしたりと、子どもたちの相手もしっかりとやりました。

 

しかし、3年間、年を追うごとに、ある困難さを感じていました。

 

なぜ、年々難しいことになっていったのか、今なら分かります。

 

日誌を読んでも感じられます。

 

経験を積んで、子どもたちに与えられるメニューが増えていき、そのメニューもどんどん自己満足的なものになっていく。

 

それに伴って、子どもたちは、真に良くなっていくことからどんどん遠ざかって行った。

 

そういうことなんだろうと思います。