bunbunの記

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引用と女房との会話 / 入学式ともうひとつの入学式と今日のクラブ

 

引用と女房との会話

 

このキャンパスにいる限り、感覚をざわつかせるような不快な刺激はほとんどない。

 

それは自分の心身の感度をどこまで敏感にしてもよいということである。自己防衛の「鎧」を解除してよいということである。

 

感度を上げれば上げるだけ五感は多くの快楽を享受することができる。

 

そんな環境に現代人はほとんど身を置く機会がないのである。

 

「心身の感度を上げる」ということは「学び」という営みの核心にあり、その前提をなす構えである。

 

それを可能にする場所であるかどうかということが学校にとって死活的に重要であると私は思う。

 

本学はそれが可能な例外的なスポットである。

 

その特権をどうか豊かに享受してほしいと思う。(内田樹さんの今日のブログより)

 

私たちのクラブも同じ。

 

女房がさっき言いました。

 

「今日で一区切りついたようだ」

 

娘も息子も高校生。

 

今日はまとめません。

 

以上。

 

入学式ともうひとつの入学式と今日のクラブ

 

午前10時からは息子の高校の入学式でした。

 

式には家内が出席しました。

 

職場でふと気づけば10時45分、式も終わった頃だなと思いました。

 

午後1時から休みをとりました。

 

まず公民館に今日のクラブのための体育館の鍵を受け取りに行きました。

 

公民館の事務室に入ると、ここの職員で息子の同級生のお母さんでもあるOさんが、私の息子とOさんの子どもとは同じクラスで、担任はK先生だと言いました。

 

K先生は昨年ある宴会で一緒になり、『学び合い』のことは知っている、と言われた人です。

 

それから中学校の入学式に来賓として行きました。

 

校長室に入ると先月の卒業式と同様に大勢の来賓が座っていました。

 

校長先生がソファーしか空いてないと言うので、玄関の来賓受付にいたこの春転勤してきたばかりの教頭先生と話をしたりして時間をすごしました。

 

自分自身、卒業生が母校に遊びに来ているような感じがしました。

 

同じPTA会長であっても、わが子が学校にいるといないとではこんなに気分が違うものなのかと思いました。

 

新入生のなかには、かってバスケクラブで指導をした子が何人もいました。

 

バスケクラブに通い始めた最初の年に相手をした子ども達は当時まだ小学校2年生でした。

 

式場へ入場するその子たちの姿を見て、一瞬胸にぐっと迫るものがありました。

 

午後6時からのクラブには23名が参加しました。

 

そのうち9名が今日の入学式を終えたばかりの新中学生でした。

 

新中学生のうち2人は始めてやってきたサッカー少年でした。

 

小学生のバスケのゲームと、新中学生のバスケのゲームと、サッカーのゲームとが、バレーコートがなんとか2面とれるほどの体育館で同時に始まりました。

 

ほとんどの子が生き生きとしてやっているのですが、見ていてとても不満でした。

 

なんだか退屈でした。

 

それでも7時まで待ちました。

 

7時まで待って、みんなを集めました。

 

新中学生は集まりながらもワアワアと話し続けていました。

 

私は黙ってその様子を見ていました。

 

ほかの子が、はやくやりたいのに何を話したいの、と言いました。

 

私は、中学生はみんなに聞いて欲しくてああやって話しているんだろうと思ってその話しを聞いているんだ、と言いました。

 

すると、新中学生は話すのをやめました。

 

「みんなの様子を見ていてなんか物足りないんだよな」と私は言いました。

 

新中学生の一人が「じゃあみんなで鬼ごっこをしよう」と言いました。

 

その後ひと時、ほぼ全員による鬼ごっこが始まりました。

 

そしてまた、ほぼ元通りのグループに分かれました。

 

でも、まったく同じではありませんでした。

 

私の横には今、若草色の表紙の高等学校の入学式のしおりと、桜色の表紙の中学校の入学式のしおりとが一緒にあります。

 

だからどうしたというのでしょうか・・・

 

まとまりませんね・・・