種まきのその後
今日の昼休みに公民館で体育館の鍵を借りて車に乗ろうとしていたら、公民館から、去年の益田での『学び合い』の会に一緒に参加した、町の教育委員会の某管理職がいくつもの重ねた弁当箱を抱えて出てきました。
県の教育事務所から指導主事か誰かが来て、町内学校関係者との話し合いを持ったとのこと。
当町は今年度から学び合う教室(でしたっけ?)的なことに取り組むことになっています。
「だれか『学び合い』に取り組みたいという教師はいませんかね。いろいろ種をまいてきたけど、なかなか芽がでなくって」(私)
「いま町がやろうとしている学び合い型学習が定着すれば、案外いいこともあるかもしれないよ。それではまた」(某管理職)
夕方、職場に電話が掛かってきました。
以前私のブログにコメントを入れてくれたこともある、地元の中学校の教師でした。
「中学生と二人で別々に3時間練習をしたというあなたのブログの日記を探すのだけど見つからない。仕事のネタに使いたいのだけど、分かれば教えて欲しい」
すぐに調べて連絡しました。
何に使われるのかは知りませんが、自分の文章が教科書に載るぐらいうれしかったです、というのはちょっと大げさですが。
まあ、いまのところこの程度ではありますが、報告いたします。
林立する
15名の参加。
最初に、このクラブは自分達で運営するクラブであることなどを少し話す。
年齢の大きい子達と小さい子達が二つのコートにそれぞれ別れて、バスケのゲームをしたりサッカーをしたりする。
6時45分ごろみんなを集めて話す。
「おそらくポイントは、人を上手にすることができるかどうかなのだろうと思う。人を良くすることができる人が自分も良くすることができるのだと思う」
今日のクラブはどう評価できるのでしょうか。
悪くはなかった。ただ最後まで年齢の大きい子達と小さい子達は別れたままであった。
でも、一緒にやりなさいとは言わない。
みんなが良くなることが目標だけど、だから全員一緒にやりなさいというわけではないとは、いつも言っている。
最後のモップ掛けは年齢の大きい子達が行った。
残りの大きい子達と小さい子達はホウキをもって待っていた。
待っていると思っていたら、突然逆さになったホウキが7~8本林立した。
2~3人の年齢の大きい子達と4~5人の小さい子達が一緒になってホウキを手のひらや指で立ててバランスを取っている。
やがてモップ掛けが終わった子ども達もホウキをもって待っている子ども達のところに戻ってきて、年齢差約8歳の固まりができる。
今日のこの日記は年齢構成を曖昧にしています。
理由は、分かってみれば何だそんなことか、というようなことですが。